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お寿司屋さんの「時価」って実際どんなもの? 価格を聞くのは「マナー違反」?

ファイナンシャルフィールド / 2023年1月21日 11時30分

お寿司屋さんの「時価」って実際どんなもの? 価格を聞くのは「マナー違反」?

回らないお寿司屋さんに行くと、「時価」と書かれているところも少なくありません。お店によっては価格が高すぎるため、ぼったくりだと思われてしまうケースもあるようです。   そこで、時価とはどんなものなのか、どうやって決まっているのかなどを詳しく紹介していきます。また、価格が時価だった場合、金額を聞いても良いのかどうかについても解説しているので、参考にしてみてください。

お寿司屋さんの「時価」とは

高級寿司店でよく見かける「時価」とは、そのときの商品の価格という意味を指しています。お寿司屋さんでは鮮度の良い魚を仕入れる必要があるので、その日に獲れる魚の量や質によって価格が変動するようです。さらに、必要な量しか仕入れていないことも「時価」表記をする理由のひとつになります。そのため、回らないお寿司屋さんでは「時価」という表記が多く使われています。
 
一方、回転寿司で「時価」の表記を見かけない理由は、多くがチェーン展開をしており、大量の魚を仕入れることで価格を抑えられるからです。また、仕入れ先を複数もっているのも、安い価格で提供できている理由になります。
 

「時価」はどうやって決められている?

お寿司屋さんの「時価」の決め方について調査したところ、決め方は明確ではないようです。しかし、その日に仕入れる魚の価格や量、必要な経費を加味して「時価」の金額は考えられていると推測できます。お店によって「時価」の金額が違う理由は、仕入れ先や必要経費がそれぞれ異なるためです。
 
また、「時価」の金額が高額になるのは、次のような理由が考えられます。魚が不漁な年や悪天候で魚の仕入れが難しいときは、仕入れ価格が高騰し「時価」も高くなる可能性が大きいです。さらに、仕入れた魚の大きさによっても価格が上下する可能性があります。
 

「時価」のとき価格を聞くのはマナー違反?

回らないお寿司屋さんでよく見かける「時価」ですが、明確な金額がわからないと支払いに不安を感じる人も少なくありません。そこで、価格がわからない場合は板前さんに聞いてみましょう。「価格を聞くのはマナー違反」と認識している人も多いですが、実はマナー違反にはなりません。対面で聞くのに抵抗がある場合は、電話で事前に聞いておくのも方法のひとつです。また、前もって予算を伝えておき、予算の範囲内でお願いをしておくと失敗やトラブルになる可能性を防ぐことが可能になります。
 
さらに、注文するものをあらかじめ伝えておけば、だいたいの値段を把握することもできます。なかには「値段を表記せずに、高額請求をするのは違法」という考えを持つ人も少なくありませんが、これは違法にはなりません。というのも、金額を提示しないといけないという法律がないためです。そのため、会計のときに高額請求で焦ることがないよう、事前に価格を聞いておくと安心です。
 

お寿司屋さんによって「時価」の金額は違うので気になる場合は聞いてみよう

「時価」はそのときの商品の価格のことを指しており、明確な金額の決め方はありません。しかし、仕入れる魚の価格や量、必要経費によって変動することが考えられます。また、利用するお店によって「時価」の金額は異なるので、不安な場合はお店の人に価格を聞いておきましょう。とくに、デートや接待などの大切な場面であれば、事前に予算を伝えておき、予算の範囲内で対応してもらうと安心です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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