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「カードローン」の借り入れ総額は「50万円以内」が7割。選ぶ基準は金利の低さと信頼感

ファイナンシャルフィールド / 2023年1月24日 4時20分

「カードローン」の借り入れ総額は「50万円以内」が7割。選ぶ基準は金利の低さと信頼感

カードローンとは、カード会社などの貸金業者や金融機関が提供している個人向けの融資サービスです。利用する際は審査が必要となりますが、一度契約すれば決められた利用限度額の範囲内で何度でも借り入れることができます。   利用限度額は、金融機関の審査結果に応じて10万円から数百万円まで設定されています。カードローンの金利は1%台~10数%ですが、利用限度額が高くなるほど借入金利が下がる傾向があります。   カードローンのCMはよく見かけますが、実際にどのくらいの人が利用しているのでしょう。株式会社ブルズは、カードローンの利用実態についてアンケート調査を実施しましたので、結果を見ていきましょう。

カードローンを選ぶ基準は、金利の低さと信頼感

カードローンを選ぶ基準は、「金利の低さ」が55%と半数以上を占め、次いで「信頼感がある」「融資までのスピード」「申込方法のわかりやすさ」が上位となりました。
 
借り入れをしている金融機関では、信頼感が高い「銀行カードローン」が最も多く、「クレジットカード会社・信販系カードローン」が続き、「消費者金融カードローン」は最も低い結果となりました。
 
借り入れの理由について聞くと、「生活費」が29%と最多で、普段の生活費の足しにするという人が最も多いことがわかりました。次いで「趣味や娯楽」「クレジットカードの支払い」「交際費」が続きました。これらは本来しなくてもよい借り入れかもしれません。以下は「冠婚葬祭」「医療費」など、やむを得ない支出に対する借り入れでした。
 

借り入れ総額は50万円以内が7割

借り入れ総額を聞いたところ、「10万円以下」が半数近くで最も多く、「11~50万円」が2割強で、50万円以内が約7割を占めました。101万円以上借り入れがある人も2割近くで、なかには1000万円以上借りているという人も。
 
借り入れは家族や転勤先にバレたか聞いたところ、「そもそも隠していない」という人が47.7%と半数近くでした。「バレていない」「バレそうになった」は合わせて43.3%で、「バレた」は9.3%でした。
 
融資がおりるまでにかかった時間は、「1時間ほど」が4割近く、3時間以内が半数、当日中に融資が完了した人が8割以上という結果に。
 
再度カードローンで借り入れしたいと思うか聞いたところ、「利用したくない」人が半数近くいるものの、「必要な際には利用したい」という人も4割弱ということがわかりました。
 

金融庁が銀行カードローンの運営の適正化を推進

銀行カードローンは信頼度が高く、利用者が多いのですが、ここ数年、銀行カードローンの融資残高が増えているため、過剰な貸付けが行われているのではないかといった指摘を受け、各銀行において自主的な業務運営の見直しを行ってきました。
 
金融庁では、銀行における融資審査の厳格化を徹底し、業務運営の適正化を推進する取り組みを行っています。その結果、年収証明書の所得基準をより厳格な水準にしたり、融資上限枠を設定したりする銀行が増えるなどの成果がありました。
 
今後も、金融庁は銀行カードローンの業務運営が適切に行われているかモニタリングし、安心してカードローンで融資ができるよう取り組んでいくとしています。
 
とはいえ、むやみにカードローンで借り入れしていると借金が膨らんでしまうので、本当に必要な時、返済可能な金額のみ借りるようにしましょう。
 

出典

株式会社ブルズ カードローンの利用実態アンケート調査(PR TIMES)
金融庁 銀行カードローンのフォローアップ調査結果主なポイント
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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