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「タワマン」はベランダに洗濯物を干せない? 実際どんなメリットがあるの? デメリットもあわせて解説

ファイナンシャルフィールド / 2023年1月25日 10時40分

「タワマン」はベランダに洗濯物を干せない? 実際どんなメリットがあるの? デメリットもあわせて解説

住まい探しのとき、戸建て住宅やマンションだけでなく、タワマン(タワーマンション)を候補に入れる人もいるでしょう。タワマンには高級なイメージがあるので、そこでの暮らしに憧れることも理由の一つです。   しかし、よく調べないで購入してしまうと、住み始めてから後悔するかもしれません。ここでは、タワマンに暮らすメリットやデメリットについて紹介します。

タワマンはどのようなもの

タワマンの呼称に対する法的な決まりはありませんが、「20階以上の超高層マンション」を対象にするのが一般的です。その背景には「建築基準法」があり、高さ60メートルの建物がマンションの20階程度に相当すると考えられるからです。
 
また、タワマンは大規模な超高層建築物のため、構造の安全性や耐火性能、避難安全性能に関して国土交通大臣の認定を受ける必要があります。さらに、屋上ヘリポートの設置基準について、消防庁の「緊急離着陸場等設置指導基準」で定められる(高さが100メートルを超える建物の場合30~33階くらい)など、大変厳しい条件を満たした建物といえるのです。
 

タワマンに暮らすメリット

まず、タワマンのメリットとして日当たりや眺望のよさが挙げられます。しかも、高層階に暮らす人だけではありません。1階部分に住戸がないところが多い、建物の敷地が広いなどの特徴から、日当たりのよさなどは低層階での生活でも期待されます。
 
また、日々の生活や通勤に便利なだけでなく、建物内の設備が充実していることも大きな特徴です。オートロックなどセキュリティ性に優れている、コンシェルジュサービスが受けられる点なども見逃せません。さらに、厳しい建築基準を満たした建物だけに、耐震性や防音性に優れていることも大きな特徴です。上層階には虫が出にくいので、虫が苦手な人は知っておくとよいでしょう。
 

タワマンに暮らすデメリット

一方、タワマンならではのデメリットもあります。日々の移動にはエレベーターを使いますが、混雑時にはスムーズな利用ができない可能性が大きいです。宅配便の受け取りを面倒に感じる人や、外出自体がおっくうになる人もいるでしょう。
 
また、ベランダに洗濯物が干せないことも把握しておかなければなりません。高層階では携帯電話やポケットWi-Fiのつながりにくくなることが多いので不便に思うこともあります。地震の揺れを感じやすい、エレベーターが使えないときは階段での移動が大変など、超高層建物ならではのデメリットも大きいです。
 
タワマンは購入費用だけでなく、管理費や修繕積立金が高いところが少なくありません。内装や共有施設が充実しているほか、立地のよさも反映されているからです。さらに、引っ越しの手間暇が掛かることや費用が割高になることもデメリットの一つといえるでしょう。
 

タワマンの購入には超高層建物ならではの特徴を知ることが大切

タワマンは一般的なマンションよりも高さがあるだけでなく、購入費用や管理費などが高いこともわかりました。
 
タワマンのメリットやデメリットは住む階層によって異なることも大きな特徴です。そのため、自分の希望やライフスタイルに合った部屋を選ぶことが大切です。タワマンを購入する際には、超高層建物ならではの特徴を知ったうえで検討してはいかがでしょうか。
 
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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