定期保険が自動更新したら、保険料が値上がりした! 値上げを避ける方法は?
ファイナンシャルフィールド / 2023年1月27日 8時40分
![定期保険が自動更新したら、保険料が値上がりした! 値上げを避ける方法は?](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/financialfield/financialfield_182850_0-small.jpg)
定期保険をなにも考えずに自動更新したら、保険料が上がっていて驚いた人も多いのではないでしょうか。しかし、自動更新に際して定期保険の保険料が値上がりするのは一般的な事象なのです。 本記事では、定期保険の自動更新の仕組みや保険料が値上がりする理由を解説するとともに、保険料の値上がりを避けたいときの対処法を紹介します。 定期保険の更新後の保険料に不満がある人や更新時期を控えている人は、ぜひチェックしてください。
定期保険の自動更新制度とは
定期保険の自動更新制度とは、定められた保険期間が満期を迎えたときに、契約が自動的に更新されて継続する仕組みです。更新を希望しない場合は、満期を迎える前に保険会社に対して所定の方法で更新を希望しない旨を伝える必要があります。
自動更新後の契約は原則として、特約も含めて更新前と同様の保障内容となり、保険金額も変わりません。また、多くの保険会社では、自動更新時に新規加入時とは異なり健康状態の告知は不要としています。
自動更新制度で定期保険の保険料が値上がりする理由
保険料は自動更新時の年齢や保険料率をもとに再計算され、更新前よりも金額が高くなるのが一般的です。定期保険の更新時には新規契約時や前回の更新時よりも年齢が上がっているために、保険料も年齢に応じて引き上げられるのです。
なぜ年齢が高いほど保険料も高いかというと、一般的に年齢が上がるほど病気にかかったりけがをしたりするリスクが高くなるためです。高まったリスクに対して保険加入者に相応の負担が求められる結果、保険料がアップします。
この仕組みは、保険加入者個々の身体の状態には関係なく、保険加入者全員に同じ基準が適用されるものです。ただし、健康状態によって割引が受けられるなど、本来の保険料と比べて上昇を抑えられる場合もあります。
自動更新による定期保険の保険料値上げを避ける方法
定期更新によって値上がりする保険料の負担が重く感じられる場合や、保障内容に対して保険料が高くなりすぎると感じられる場合は、そのまま更新せず、値上がりを抑える対策をとる方法もあります。保険料の値上げを避けるのに有効な方法として挙げられるのは、主に次の2つです。
契約内容の見直しをする
解約してほかの保険への加入を検討する
以下で、それぞれ詳しくみてみましょう。
契約内容の見直しをする
定期保険の更新時には、保障内容の変更が可能です。保障額の減額や特約の削減をすると、保険料は抑えられます。
生命保険などで必要な保障内容や保障額は、ライフステージによって変化するものです。例えば、将来の養育費や教育費が必要な小さい子どもがいる場合と子どもがすでに独立している場合では、前者のほうが万が一のときに家族に残す保障額が多く必要でしょう。
更新のタイミングで必要な保障を再検討し適切な内容に見直すことが、結果的に保険料の値上がりを抑えることにつながります。
解約してほかの保険への加入を検討する
今の定期保険を解約して、別の保険に乗り換える方法もあります。保険料の低減が乗り換えの主な目的の場合、次のような保険が選択肢になるでしょう。
・保障内容と保険金額が今の契約と同等で保険料が安い保険
・終身型の保険
より安い保険料で保障内容と保険金額をキープできる保険に乗り換えると、月額保険料の負担を抑えられるだけでなく、コストパフォーマンスも向上します。終身型の保険は更新がなく、加入時の保険料が生涯変わりません。そのため若いころに加入した場合、当初の保険料は定期保険より高くみえても、定期保険で更新を重ねた場合と比べて保険料の累積支払額を抑えられる可能性があります。
なお、ほかの保険に乗り換える場合は、改めて健康状態の告知が必要となります。健康状態に問題があると加入できない可能性があるため注意しましょう。
定期保険の保険料は加齢にともなって上がる
定期保険の保険料は、加齢にともなう健康リスクの上昇などにしたがって、自動更新のたびに高くなっていくのが一般的です。
保険料の値上がりに納得できない場合や負担が重すぎると感じる場合は、契約内容の見直しや保険の乗り換えなどの方法で値上がりを回避できる可能性があります。自動更新時に提示される保険料や現在の保障内容が妥当かどうかを十分に検討して、対応を決めましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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