ガソリン代はどうやって節約すればいい？ 2つの視点から節約しよう！

物価高が続いている中で、ガソリン代をもう少し節約したいと考える方もいるのではないでしょうか。   ガソリンの節約方法は、大きく2つに分けられます。ガソリン代自体を抑える方法と、車の燃費を抑えてガソリン使用料を減らす方法です。1つの方法で節約できる金額は少なくても、複数の方法を組み合わせることで効率的な節約ができます。   この記事では2つの視点から、ガソリン代の節約方法について解説します。

ガソリン代を抑えて節約する方法

ガソリン代自体を抑える節約方法は効果が目に見えて分かるため、モチベーションを高めやすい方法です。節約効果の高いガソリンスタンドを選ぶことで、無理なく節約できるでしょう。
 

ガソリン代の安いガソリンスタンドを利用する

ガソリン代はガソリンスタンドによって異なります。複数の店舗のガソリン代を比較し、安いところを選ぶと節約になります。
 
できれば自宅から近く、通いやすいガソリンスタンドで比較するとよいでしょう。セルフサービスの店舗は価格が安い傾向があります。
 

ガソリンスタンドの割引サービスを利用する

ガソリンスタンドによっては、ガソリンスタンドの会員向けに割引サービスを行っている場合があります。特典が多いガソリンスタンドを選び、割引サービスを漏れなく利用すると節約になります。
 

支払い方法を工夫する

「現金支払いのみポイント付与」「提携のクレジットカードでポイント付与」「QRコード決済でポイント還元」などの支払い方法を選ぶと、ポイント分を節約できます。
 

燃費を抑えて節約する方法

燃費を抑えて節約する方法は、地球温暖化を防止するエコドライブの観点からもおすすめです。自分の車の燃費を把握しておくと、燃費のよい走りを意識しながら運転できるでしょう。
 

急発進や加速・減速を減らす

車を発進させるとき、最初の5秒を時速20km程度でスタートすると燃費が10％改善します。また、無駄な加速や減速は、市街地で2％程度、郊外では6％程度、燃費を悪化させます。
 
渋滞やアップダウンの多い道を避け、車間距離に余裕をもって運転することが、急な加速や減速を避けるコツです。停止時や下り坂では、上手にエンジンブレーキを利用し、燃費を改善させましょう。
 

タイヤの空気圧など、車の点検や整備を行う

タイヤの空気圧が適切でなかったり、エンジンオイルやオイルフィルターなどの点検・整備を怠っていたりすると、燃費が悪くなります。
 
空気圧はガソリンスタンドでも確認できるので、日常的にチェックする習慣をつけるとよいでしょう。
 

不要な荷物を積まないなど、車体を軽くする

100kgの荷物を載せると3％程度燃費が悪くなります。必要はないけれど取りあえず載せている荷物は、車から降ろしましょう。
 

カーエアコンの使い方を工夫する

エアコンをつける前に窓を開けるなどして室温調整をしましょう。また、車のエアコン（A/C）に備わっているのは冷却と除湿機能だけで、暖房は冷却液の熱を再利用するため、エアコン機能は必要ありません。
 
暖房だけを使うときにエアコン機能をオフにすると燃費をよくすることができます。
 

ガソリン代を抑えながらエコドライブをすることで効果的に節約を

ガソリン代の節約にまず必要なのは、ガソリン代が安く、続けて通いやすいガソリンスタンドを選ぶことです。割引や支払い方法の特典も加味してガソリンを選びましょう。
 
加えて、エコドライブを心がけ燃費をよくすることで、ガソリン代を日常的に節約できます。支払いと運転の2つの視点からガソリン代を節約し、燃料代や物価の高騰に対抗しましょう。
 

出典

環境省　エコドライブ10のすすめ
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部