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定年後は最低賃金で働き「月給17万円」に…住宅ローンが払えない場合はどうすればいい?

ファイナンシャルフィールド / 2023年1月28日 2時10分

定年後は最低賃金で働き「月給17万円」に…住宅ローンが払えない場合はどうすればいい?

定年後の収入は現役世代で働いている時よりも少なくなってしまうため、住宅ローンが残っている場合は返済が難しくなってしまうケースも珍しくありません。   再就職の給料を東京の最低賃金で働く場合で考え1072円とすると、週5日×8時間=4万2880円×4週間=17万1520円となります。しかし、定年退職後の持ち家は「リバースモーゲージ」や「リースバック」で住宅ローン対策ができることから、住宅ローンについて困っているなら視野に入れるのがおすすめです。   本記事ではリバースモーゲージとリースバックについて解説するので参考にしてみてください。

定年退職後にリバースモーゲージとリースバックを利用するとどうなる?

定年後には収入が減ってしまうのが一般的であり、再雇用等で働くのに加えて年金受給があっても現役世代の稼ぎに届かないケースは珍しくありません。そのため、現役で働いている時の生活様式と定年退職後の生活様式が大きく変わるケースも多く、そうならないためにどうすれば良いか困っている人もいることでしょう。
 
定年退職後にリバースモーゲージとリースバックを利用すれば、住宅ローン返済の問題の解消や、老後の生活資金が増えるなどのメリットがあります。近年では老後に必要になる生活資金が多くなっている傾向にあるため、自分名義の不動産を持っているなら状況に合わせてどちらかの制度の活用がおすすめです。
 

リバースモーゲージのメリット

リバースモーゲージでは自宅を担保に入れて老後の生活資金を借り入れて、リバースモーゲージの借入人が死亡したりすれば担保にした自宅などの不動産を処分して返済する方法です。
 
リバースモーゲージに金融機関が独自に行っているものもあれば、住宅金融支援機構と提携して貸付を行っているものもあります。住宅ローンからの借り入れもリバースモーゲージでは認められているため、実際に切り替えをしているケースも多くなりました。
 
リバースモーゲージでは利息のみの返済になることから、定年退職後も安定した生活を送れるように利用を視野に入れて考えることがおすすめです。利用を考えているなら金融機関に相談して具体的な利用方法や、どれくらいの借り入れができるかについて聞きましょう。
 

リースバックのメリット

リースバックはずっと住んでいた自宅などの不動産を売却した後でも、同じように自宅に住み続けることができる制度です。売却で手元に入った資金を元手に住宅ローン返済とすることもあれば、老後の生活資金として使用することもあるなど人によって使用方法は異なります。老後の生活費が足りなかったケースや、住宅ローン返済をして安心して老後を送りたいと考えている場合はおすすめといえるでしょう。
 
リースバックでは自宅を売却した後でも、同じように家に住み続けられるため生活環境が大きく変わらずに生活ができます。注意点としてはリースバックにて売却した場合は家賃が発生するため、売却時には不動産会社などに賃貸契約の内容について確認しておきましょう。売却後に住み続けるためには賃貸契約が必要です。
 

まとめ

定年退職後には生活様式が大きく変わってしまうケースは珍しくないため、自宅などの不動産を持っているならリバースモーゲージやリースバックも視野に入れて考えることがおすすめです。
注意点としてはリバースモーゲージとリースバックも最終的には自宅を手放すため、相続関係の子どもや親類などには先に確認しておくようにしましょう。住宅ローンの負担や老後の生活資金で困っている場合は、内容について理解してから活用することが大切です。
 

出典

国土交通省 消費者向けリースバックガイドブック策定に係る検討
国土交通省 住替え、リバースモーゲージについて
東京労働局 東京都最低賃金は10月1日から時間額1,072円になります
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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