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【家計やキャリアアップに】お金の知識が身につく資格、どんなものがある?

ファイナンシャルフィールド / 2023年1月30日 11時10分

【家計やキャリアアップに】お金の知識が身につく資格、どんなものがある?

お金を貯めたり投資をして増やしたりするには、お金に関する知識を身につけることが重要です。「せっかくお金に関する勉強をするのだから、資格を取得してキャリアアップに役立てたい」という方もいるでしょう。   本記事では、お金の知識を身につけられると同時に、キャリアアップにもつながる資格を紹介します。お金に関する知識を増やして家計を見直したい方や、仕事で役立てたい方は参考にしてください。

お金の知識が身につく資格を取得するメリット

 
お金に関する知識には、「お金の流れ」「お金の増やし方」「節約の方法」など多くの項目があります。これらを身につけることで、「無理のない節約方法」「損をしても最低限のダメージで投資をする方法」などが分かるでしょう。
 
2022年は、急速に物価高が進んで「家計が苦しくなった」「なんとかして節約したい」「投資して収入を増やしたい」と考える方が増えました。家計の見直しや投資には、お金の知識が不可欠です。
 
また、お金の知識は仕事にも役立ちます。一定の規模以上の会社には、お金を扱う「経理部門」が必ず存在します。経理部門では、「簿記」をはじめとするお金の知識が必要な有資格者が活躍しているはずです。つまり、お金の知識が身につく資格を取得すれば、キャリアアップや給与アップのチャンスが高まります。
 

お金の知識が身につく資格3選

 
お金に関する知識が身につく資格には、多くの種類があります。「公認会計士」「税理士」などは社会的な地位も高く、独立開業するのに適した資格ですが、難易度が高めです。
 
本項では、初心者が比較的取り組みやすく、キャリアアップにつながる資格を3つ紹介します。資格取得を目指している方は、参考にしてください。
 

ファイナンシャル・プランニング技能士(ファイナンシャルプランナー)

ファイナンシャル・プランニング技能士とは、主に個人を対象に資産運用、家計管理、節税などのアドバイスを行う、ファイナンシャルプランナーとしての技能を客観的に証明することができる資格です。
 
ファイナンシャルプランナーに関する資格は複数ありますが、ファイナンシャル・プランニング技能士のみが国家資格であり、「日本FP協会」と「金融財政事情研究会」の2団体が厚生労働省から指定試験機関として指定を受けています。
 
ファイナンシャル・プランニング技能士には1~3級の区分があり、3級は受験資格が定められていません。2級は3級を取得しているか、2年以上ファイナンシャル・プランニング業務の実務経験者、1級は実務経験5年以上か、2級合格者で1年以上の実務経験者が受験資格を得られます。特に、1級は非常に難易度が高く合格率は10%前後ですが、取得すればキャリアアップや昇給に大変有効です。
 
また、ステップアップとしてAFPとCFP 資格があります。AFP資格は、日本FP協会認定の民間資格で、ファイナンシャル・プランニングの十分な基礎知識があり、相談者に適切なアドバイスや提案ができることを証明する資格です。AFPの資格取得は、2級受験前にAFP認定研修を修了して2級に合格するか、実務経験2年以上の方が2級に合格した後で研修終了する方法があります。
 
AFP資格の上位資格であるCFP資格は、北米・アジア・ヨーロッパなどを中心に世界25ヶ国・地域で導入されている国際資格です。AFP資格を取得済みの人に受験資格があり、CFP資格審査試験に合格してから研修を修了し、実務経験を3年以上積めば資格の取得ができます。CFP資格を取得すれば国際的な活躍もできるので、かなりのキャリアアップが望めるでしょう。
 

日商簿記検定

簿記とは、企業の経営成績や財務状態を管理するために必要な技能です。簿記検定は簿記の技能を測る検定で、2022年11月の試験で162回目を数え、これまでに2800万人以上の人が受験しています。資格区分は初級~3級の4区分で、初級はインターネットで受験が可能です。
 
簿記を学べば、会社や経済社会がどのような仕組みで回っているかを理解できます。キャリアアップにも効果的で、特に経理部門で働きたい方には必須の資格といえます。なお、日商簿記1級に合格すれば、税理士の受験資格を得られます。
 
また簿記の検定試験には、(公社)全国商業高等学校協会が主催する、全商簿記もあります。日商簿記に比べて難易度が低く取得しやすい資格といえますが、一般的に簿記といえば日商簿記と認識している人が多く、求人で必要な資格とされるのも日商簿記のケースが多いです。
 

年金アドバイザー

年金アドバイザーとは、銀行業務検定協会が主催する民間資格です。もともとは銀行など金融機関の窓口業務者が、年金相談にスムーズに乗れるように設けられた資格ですが、今は金融業者に務める方以外でも、将来の自分の年金が心配なので知識をつけたいなどという理由から興味をもつ一般の方も増えてきています。
 
資格区分は、2級~4級までの3区分で、3級を取得すれば年金に関する知識がかなり身につきます。年金は、老後の大切な生活費なので、取得しておけば年金の賢いもらい方や運用方法なども分かります。
 

資格取得にチャレンジしてお金の知識を

 
ファイナンシャルプランナーや日商簿記検定は、上位の資格区分を取得すると、大きな武器になります。キャリアアップだけでなく日常生活の役にも立ちますし、何歳からでも挑戦することができるので、やる気がある方はチャレンジしてみましょう。
 

出典

特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会 FP資格取得を目指す
一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能試験
特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会 AFP資格とは?
特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会 CFP資格とは?
日本商工会議所・各地商工会議所 簿記
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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