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「マイナンバー」があるから「基礎年金番号」が分からなくても放置していて大丈夫ですか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年2月2日 22時30分

「マイナンバー」があるから「基礎年金番号」が分からなくても放置していて大丈夫ですか?

総務省によると、令和5年1月9日時点でのマイナンバーの有効申請受付数の累計は8350万4920人、この人数は住基人口1億2592万7902人に対して約66.3%です。半数以上がマイナンバーの申請を行っている状態となっています。   しかし、マイナンバーと基礎年金番号は異なるものです。本記事では、マイナンバーがあれば基礎年金番号が分からなくても問題がないのかについて解説します。

マイナンバーがあっても基礎年金番号は必要


 
普及率が上がってきているマイナンバー。さまざまな手続きをする際にはマイナンバーを使用することが多いことから、基礎年金番号を忘れた場合でも大丈夫だろうと考えてしまいがちです。
 
しかし、マイナンバーと基礎年金番号は異なるものであり、マイナンバーが分かっていても、基礎年金番号は必要になります。
 

・年金の手続きをする際に基礎年金番号が必要

通常、マイナンバーと年金がひもづけてあれば、マイナンバーのみでも年金関連の手続きができます。
 
ただ、海外に引っ越しをした場合、年金の手続きをしたいときには基礎年金番号が必要です。また、国民年金保険料の口座振替を申し込む際にもマイナンバーでは行えません。
 

・マイナンバーと基礎年金番号の違い

マイナンバーは、日本国内に住民票がある人全員が一人ひとり持っている12桁の番号です。社会保障、税金、災害対策など幅広い面で個人情報を統一するためのものとして利用されています。
 
一方、基礎年金番号は、年金においてそれぞれの管理をするための10桁の番号です。年金の手続きもマイナンバーでできるものはありますが、すべてではないため、基礎年金番号はしっかりと把握しておく必要があります。マイナンバーと基礎年金番号をひもづけることで、より年金関連の手続きが簡単になるので便利です。
 

基礎年金番号を確認する方法

基礎年金番号が分からなくなった場合、簡単に確認できる方法があるので紹介します。
 

・保険料の納付書や年金手帳を見る

最も簡単な方法は、国民年金の保険料の納付書、青色の年金手帳で確認する方法です。年金を受け取っている場合は、年金証書や年金振込通知書などで確認できます。ちなみに、基礎年金番号は電話やメールで問い合わせても教えてもらうことはできません。
 

・ねんきん定期便を見る

納付書や年金手帳を見ても分からなかった場合は、ねんきん定期便(平成28年4月~平成29年3月発送分)でも確認が可能です。ねんきん定期便には専用の電話番号が記載されているので、その電話番号に基礎年金番号が知りたいことを伝えると、後日、書類で教えてもらえます。
 
送付されてくるまでは数日はかかるので、急いでいるときには向いていません。急いでいる場合は、直接年金事務所に足を運んで確認するのがよいでしょう。
 

基礎年金番号が分からないときは必ず確認を

マイナンバーと基礎年金番号は全く異なるものです。マイナンバーでできる年金関連の手続きもありますが、基礎年金番号が分からなければ進められないものもあります。
 
青色の年金手帳や年金の保険料を支払える納付書などで確認できるので、まずはそれらをチェックしてください。それでも分からなかったときは年金事務所まで足を運ぶか、専用電話番号に問い合わせ後、はがきなどで基礎年金番号が届くのを待ちましょう。
 
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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