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「コンビニ」VS「弁当」ランチ費用はどれだけ違う?「節約」と「楽さ」のどっちを選ぶべき?

ファイナンシャルフィールド / 2023年2月4日 2時30分

「コンビニ」VS「弁当」ランチ費用はどれだけ違う?「節約」と「楽さ」のどっちを選ぶべき?

会社に勤めて働いているなら、昼食は家ではなく外で取ることになります。もちろん、飲食店でランチを取る場合もあるでしょうが、節約を考えるならコンビニで買うか、弁当を持参するほうがお得です。   では、出社した際に弁当を作って持っていくのと、コンビニでランチを購入するのでは、1ヶ月(約20日分)の昼食代にはどれだけの差が出るのでしょうか。データを参照しながら検証してみます。

弁当持参はかなりお得? コンビニや外食との比較

大手食品会社が実施したお弁当事情に関する調査によれば、弁当を作って持参している人の1食当たりの費用は全国平均で231.5円です。1ヶ月当たりに換算すると、出社する日数が20日だったと仮定した場合、昼食代の総額は231.5円×20日=4630円となります。一方、コンビニで弁当を購入すれば、1食当たり500円程度はかかってしまうでしょう。
 
コンビニでの昼食代を1食500円だと仮定すると、1ヶ月(20日)の場合は500円×20日=1万円です。それに加えて、お茶やコーヒーなども合わせて購入すればもっと高くなります。つまり、コンビニと弁当持参では、1ヶ月で5000円以上の差が出る計算になります。別の調査では、会社員の1日の昼食代は男性で623円、女性で656円という結果です。
 
もちろん、ここには飲食店での外食代なども含まれていますが、それでも弁当持参と比べるとかなり差があることがわかります。飲食店で外食する場合と比べても、弁当持参は昼食代を大きく節約できる方法だといえるでしょう。
 

弁当持参は金銭的にはお得だが、時間的にはコンビニにもメリットが

弁当持参は単純な金額だけで見れば、昼食代を安く抑えられる方法ではありますが、正確に比較するためには「作る手間」や「調理の際の光熱費」なども考慮に入れなければなりません。
 
毎日調理に時間を割かなければいけないのはもちろん、そのために早く起きたり、帰宅後は弁当箱を洗ったりする必要もあります。昼食を弁当持参にすれば大きな節約効果が期待できますが、そういう労力と時間を負担する余裕があるかどうかも重要です。
 
一方、コンビニで昼食を購入する場合、弁当持参と比較して時間と手間を節約することができます。弁当を作る時間を仕事に充てたり、他の有意義な時間に費やしたりすることもできるので、時間という点ではコンビニで昼食を購入するほうにメリットがあるともいえるでしょう。
 
基本は弁当を作って持参しつつ、1ヶ月に何日かはコンビニで済ませるという方法もあります。そうすることで、昼食代を節約しつつ、適度に時間的な余裕も作ることができます。
 
健康面に配慮するなら、昼食代は節約しすぎるのもあまり良いとはいえません。節約を考えすぎて栄養バランスが崩れたり、ランチの楽しみがなくなってしまったりすれば、体調を悪くして、病気になってしまうことさえも考えられます。そうなれば、それまで節約してきた以上の「医療費」がかかってしまうでしょう。
 

自分に合った無理のない節約方法を試してみよう!


 
コンビニと弁当持参では、金銭的に見ると弁当を作って持参したほうが節約にはなります。ただし、弁当を作る時間や手間などを考慮すると、コンビニで済ませることにも大きなメリットがあるといえます。
 
出社時の昼食代はほぼ毎日かかる費用であるため、なるべく節約を考えたいところ。ただ、無理をすれば健康面で良くない側面もあるので、弁当持参とコンビニを織り交ぜるなど、自分に合った方法で無理なく節約できるやり方を試してみましょう。
 

出典

株式会社ニチレイフーズ 「お弁当事情に関する調査」(2018年2月)
SBI Holdings 「2022年会社員のお小遣い調査」結果について
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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