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【電気代】寝てる間「暖房」は消すべき? つけっぱなしで「月5000円」高くなるという結果に

ファイナンシャルフィールド / 2023年2月5日 2時40分

【電気代】寝てる間「暖房」は消すべき? つけっぱなしで「月5000円」高くなるという結果に

暖房を使っていない状態の冬の室温は10度前後だとされます。快適な睡眠のためには室温が20度前後あったほうが良いともいわれますが、寝室の室温を適正な温度に保つためには暖房を点けっぱなしにしておかなければなりません。   その場合、心配になるのが電気代です。もし、寝ているときも暖房を点けたままにした場合、消したときと比べて電気代はどの程度変わってくるのでしょうか。検証してみましょう。

就寝時に暖房を点けっぱなしにした場合の電気代は?

まず、就寝時にエアコンを稼働させていた場合の電気代を算出してみましょう。
 
寝室の広さが10畳程度として、10畳用の暖房を就寝中に点けたままにした場合の電気代で想定します。メーカーや機器の性能にもよりますが、暖房稼働時のエアコンの消費電力は約660Wです。電気代は消費電力×0.001×電力料金単価で1時間当たりの料金を求めることができます。全国家庭電気製品公正取引委員会によれば、電気料金の目安単価は31円です。
 
すなわち、消費電力660Wのエアコンの1時間あたりの電気代は、660W×0.001×31円で20.46円となります。夜の11時から翌朝7時まで、暖房を8時間稼働させたとすれば、20.46円×8時間=163.68円です。1ヶ月に換算すると、5074.08円となります。あくまで単純計算となりますが、就寝時に暖房を点けっぱなしにした場合、暖房を消した場合に比べて5000円程度は電気代が高くなる計算になります。
 

就寝時に暖房を点けない場合のデメリット

電気代の節約を考えるなら、就寝時は暖房を消したほうがお得です。ただ、快適な睡眠を追求するなら、暖房は点けたままにしておいたほうがメリットは大きいことも確かです。
 
まず、寒い冬は日中の活動量が少なくなり、夜の睡眠時に寝つきが悪い状態になりやすくなることがあります。そのため、睡眠の質も落ちやすく、快適な睡眠がとりにくい季節なのです。
 
加えて、睡眠時の室内温度は20度前後が適温とされていますが、暖房を稼働していない場合の室温は10度前後まで下がってしまいます。特に気温は早朝にかけて下がる傾向があるため、寝る際に暖房を消してしまうと朝方には室温もかなり低下していることになります。朝方に寒くて目が覚めるようなら、睡眠の質も下がっていると見込まれるので注意が必要です。
 

タイマー機能を使うのも手

睡眠の質を保ちつつ、電気代も節約したいなら、就寝時にエアコンのタイマー機能を使うと良いでしょう。たとえば、床に就いてから2時間程度でエアコンが消えるようにしておき、起床の予定時刻の1時間程前からエアコンが起動するようにタイマーをセットしておけば、睡眠の質を維持しながら電気代も節約することができます。
 
就寝時にエアコンを稼働させ続ければ電気代はどうしても高くなりますが、その分しっかり体を温めることができ、睡眠の質を維持できたり、風邪をひきにくくなったりなどメリットも多々あります。
 
また、エアコンはこまめに消すより、点けっぱなしにしたほうが電気代としてはお得です。就寝時はエアコンをこまめに点けたり消したりしないので、効率的にエアコンを使うことができます。就寝時のエアコンは、そのときの自分の体調や室温などを考えながら、臨機応変に使っていくと良いでしょう。
 

暖房は臨機応変に! 適切に使えば電気代も節約できる


 
就寝時に暖房を点けっぱなしにすれば、相応の電気代がかかってしまうことは避けられません。ただ、エアコンを点けたままにしておくことで、風邪の予防や睡眠の質の向上など、健康面ではさまざまなメリットを得ることもできるでしょう。
 
エアコンには基本的にタイマー機能が付いているので、電気代が気になるならタイマーを使うことなどもひとつの手です。自分の体調などとも相談しながら、適切にエアコンを使いましょう。
 

出典

DAIKIN うるさらX製品情報
公益財団法人 全国家庭電気製品公正取引委員会 ・よくある質問 Q&A
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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