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日本一高い車はレクサスの「スーパーカーLFA」! 全世界「限定500台」のその値段とは?

ファイナンシャルフィールド / 2023年2月6日 23時30分

日本一高い車はレクサスの「スーパーカーLFA」! 全世界「限定500台」のその値段とは?

日本にも値段が高く、高級車と呼ばれる車種はさまざまありますが、その中でも一番高いのはどの車なのか気になる人もいるでしょう。値段が高い車は、ただ単に高値がついているわけではなく、それぞれ理由があるのです。   本記事では車に興味がある人に向けて、日本で一番高い車は何なのか、そしてその車にはどのような特徴があるのかを紹介します。

日本で一番高い車とその特徴とは

日本で一番販売価格が高い車は、レクサスが開発した「スーパーカーLFA」です。販売価格は3750万円で、この金額は日本の歴代車種を含めても一番高いといわれています。このスーパーカーは2010年から2012年という限られた期間で、全世界でも限定500台、そのうち約200台のみが日本で販売されました。
 
生産は2010年12月から、愛知県豊田市にある元町工場内に作られたLFA工房で始まっています。この工房では熟練の職人がすべての組み立てを手作業で行うという、ほかではめったにない方法でスーパーカーLFAを製造していました。
 
ちなみに、LFAの心臓ともいえる専用設計の「4.8L V10エンジン」の左シリンダーヘッドには、手作業で組み立てを行った担当エンジニアの名前が、その証しとして刻印されています。LFAはこのような体制でこだわりを持って丁寧に造られた車であるため、ほかの車種よりも高い販売価格が付けられたといえるでしょう。
 
なお、LFAの人気は高く、新車が抽選販売となるだけでなく、中古車でも新車の販売価格を上回る5000万円の値が付くほど、多くの人から注目を集める車として知られています。
 
先に述べた生産体制では、1ヶ月間に製造できるのが20台程度でした。機械で製造する場合と異なり短期間に大量生産できないため、日本のみならず、世界でもこの車に乗れる人が数少ないことも人気を博した理由の一つといえるでしょう。LFAの魅力は手作業で生産が行われているだけではありません。車にもさまざまな特徴があるのです。
 
まず、使用するエンジンはコンパクトさや軽量性、高い性能を兼ね備えた「4.8L V10エンジン」が新しく開発され、搭載されています。それにより、高速コーナリング時でもエンジンのオイル潤滑を維持できるなど、快適な走行が実現できるでしょう。
 
また、フロントミッドシップエンジンやリヤトランスアクスルレイアウトなどを採用することで、直線安定性や高いハンドリング性能などをドライバーに提供しています。
 
ほかにも、シャシーのフロントから車両後部に至るまで大型ヒートトンネルを取り付けることで、車両から生じる余熱を後ろへと逃がし、ドライブトレインや電子ユニットなどの損傷を防ぐ工夫が行われている点も特筆すべき点です。
 
これらのほかにも、LFAはさまざまなこだわりを持って製造されています。手作業で作られ、生産台数が少ないことだけでなく、ドライバーを魅了する多くの工夫が施されていることも、この車の価値を高めているといえるでしょう。
 

日本で一番高い車には値段が高い理由がある

日本で一番販売価格が高い車は、レクサスの「スーパーカーLFA」です。職人が1台1台手作業で製造をしていることや、全世界で500台しか販売されなかったこと、新しく開発したエンジンをはじめ、さまざまな工夫が施された、こだわりの車であることなどが値段が高い理由といえるでしょう。新車よりも中古車の価格が高い点からも、人気が高いことが分かります。
 

出典

トヨタ自動車株式会社Lexus Internationa LEXUS LFA
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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