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「確定申告」のことが分からない…!「無料相談会」ってどんなもの?

ファイナンシャルフィールド / 2023年2月10日 6時40分

「確定申告」のことが分からない…!「無料相談会」ってどんなもの?

給与所得者でも、収入が一定の金額を超えたときや災害減免法で源泉徴収税額の徴収猶予または還付を受けたときなどは、個別に確定申告が必要になるケースがあります。これまで会社勤めをしていた人も、退職して起業すれば自分で確定申告をしなければなりません。   しかし、実際に申告をするとなると、何をどのようにすれば良いかわからないこともあるでしょう。そこで、今回は確定申告の「無料相談会」について紹介していきます。

確定申告の無料相談とは?

確定申告など納税に関して無料で相談できる方法は、大きく分けて3つあります。どのようなものがあるのか紹介します。
 

・日本税理士会連合会による無料税務相談会

北海道から沖縄まで全国15の税理士会による無料税務相談会で、誰でも利用が可能です。開催されるのは2月23日の税理士記念日が中心となっていますが、実際の開催日については税理士会ごとで違います。なお、無料税務相談会の他に講演会や税金セミナーなども開催されます。事前に予約が必要なので、詳細は最寄りの税理士会に問い合わせてみましょう。
 

・市区町村が開催する無料相談会

確定申告書の作成方法など、申告に関する基礎的なことを教えてもらえます。副業で確定申告が必要になったときや、個人事業主など小規模で事業を行う人などが気軽に相談できます。
 
なお、当日は源泉徴収票や各種証明書、筆記用具、本人確認書類、領収書など申告に必要な書類の他、前年度に申告を行っていればその申告書の控えも必要です。
 
税務署員や市町村職員、税理士会などが対応しますが、用意するものや開催日時など細かい部分は市区町村によって違います。ほとんどの場合、事前予約または整理券による人数制限があるので、居住地の役所のホームページで確認が必要です。
 

・税務署内で受けられる無料の申告相談

税務署内でも確定申告に関する相談を受けることができます。確定申告時期は混み合うこともあり、事前予約もしくは入場整理券が必要です。利用したいときは管轄の税務署に問い合わせてみましょう。
 

自分に合った相談会を選ぶには?

初めての確定申告で、まず基礎的なことを知りたいときは市区町村で開催される無料相談会が適しています。個人事業主やフリーランスのような起業したばかりの人は、税理士会の相談会やセミナーを利用するのもいいでしょう。
 
特に、これから顧問税理士を探したい人は、税理士と接点を持つ機会にもできます。税務署内での相談は、ピンポイントで確認したいことがある場合に向いているかもしれません。
 
ただし、地域や税理士会によっても実際の相談会の雰囲気や1人あたりに使える時間は変わってきます。まず居住地でどのような相談会が利用できるかホームページなどで調べ、そのうえで内容を確認しておくと自分に合った相談会を選びやすくなります。
 

確定申告は余裕を持って準備をしましょう

確定申告でわからないことがあったときは、無料相談を利用すると便利です。確定申告の期間中ずっと利用できる無料相談もあれば、開催日時が明確に決められているケースもあります。
 
いずれの場合も1日に相談可能な人数には限度があるため、できるだけ余裕を持って早めに利用することです。その前に、申告書に必要な書類をまとめておくことも忘れないようにしましょう。
 

出典

国税庁 確定申告が必要な方

国税庁 【申告相談】

日本税理士会連合会 税理士会の相談会に行ってみる

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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