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高校3年生になれば月1万円以上!? 小・中・高校生のお小遣いって平均いくら?

ファイナンシャルフィールド / 2023年2月12日 3時0分

高校3年生になれば月1万円以上!? 小・中・高校生のお小遣いって平均いくら?

子どもが成長するにつれ、お小遣いの金額に悩む親御さんは多いのではないでしょうか。学年が上がるごとにお小遣いのアップをしていく場合、毎年どれくらい上げていけばよいのか、ほかの家はどうしているのかも気になるところです。   そこで本記事では、小・中・高校生それぞれのお小遣いの平均金額を紹介します。

小学生のお小遣いの平均金額

学研教育総合研究所の「小学生白書 Web版 2022年9月調査」で「小学生の日常生活・学習に関する調査」によると、小学生のお小遣いの月額平均金額は約430円です。
 
小学1年生のお小遣いの平均金額は174.5円で、学年が上がるごとに徐々に金額は上がっていき、小学6年生では719.6円となります。毎月決まったお小遣いをもらっている子どもの割合は4割弱にとどまりました。毎月決まったお小遣いを渡さず、必要なものがあるときに親がお金を渡している家庭も多いと推定できます。
 
また、お小遣いをもらい始めるタイミングは3年生(270.3円)から4年生(649.2円)に上がるタイミングがもっとも多いことが判明しました。
 
お小遣いの使い道に関しては、「お菓子などの食べ物」が第1位で、2位以降は「貯金」「おもちゃ」と続きます。
 

中学生のお小遣いの平均金額

同じく学研教育総合研究所の「中学生白書 Web版 2022年8月調査」で「中学生の日常生活・学習に関する調査」によると、中学生のお小遣いの月額平均金額は約1687円です。中学生に上がると、お小遣いの平均金額が一気に跳ね上がることから、中学生になったタイミングで、お小遣い金額を増額する家庭が多いと推定できます。
 
中学1年生のお小遣いの平均金額は1380円で、中学3年生のお小遣いの平均金額は2112.1円とこちらも学年に比例してお小遣い金額が上がる傾向にありました。
 
一方で、全学年においてお小遣いをもらっていない子どもも4割程度存在します。中学生になっても、必要なものがあるときにその都度お金を渡している家庭が一定数あるようです。
 
お小遣いの使い道に関しては、「お菓子などの食べ物」や「本・雑誌」という回答が目立ちました。
 

高校生のお小遣いの平均金額

学研教育総合研究所の「高校生白書 Web版 2021年8月調査」で「高校生の日常生活・学習に関する調査」よると、高校生のお小遣いの月額平均金額は約7014円です。高校生の86.2%がお小遣いをもらっていると回答し、その平均金額も中学生と比較して大幅に上がります。
 
高校1年生のお小遣いの平均金額は5164円で、高校3年生のお小遣いの平均金額は8531.6円と高校生も学年が上がることにお小遣い金額は上がっていく傾向にあります。
 
着目したい点は、毎月1万円以上のお小遣いをもらっている子どもが一定数いる点です。高校3年生の場合、1~2万円未満と回答した子どもが17.5%、2万円以上と回答した子どもが14.0%という結果になりました。
 
使い道に関しては、49.3%が「貯金」と回答し、現在の高校生の現実的な一面がうかがい知れます。
 

子どものお小遣いは学年が上がるにつれて増加傾向にある

小・中・高校生の子どものお小遣い事情を調査したところ、それぞれの平均金額は小学生が約430円、中学生が約1687円、高校生が約7014円という結果になりました。
 
お小遣いの金額は学年が上がるにつれて増加傾向にあります。特に小学校から中学校、中学校から高校というように進学のタイミングで大幅に増額させる家庭が多いようです。
 

出典

学研教育総合研究所 小学生白書Web版
学研教育総合研究所 中学生白書Web版
学研教育総合研究所 高校生白書Web版
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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