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確定申告は「マイナポータル連携」で超ラクになる!? メリットや注意点を確認

ファイナンシャルフィールド / 2023年2月11日 7時10分

確定申告は「マイナポータル連携」で超ラクになる!? メリットや注意点を確認

「確定申告は面倒」と感じているなら、マイナポータルをうまく活用すると良いでしょう。それらの連携によって必要な作業負担を大きく減らせます。ただし、このためには正しい方法を理解しておくことが大切です。   そこで今回は、確定申告とマイナポータルを連携するメリットについて解説し、利用にあたって行う準備や注意点なども紹介します。

連携のメリットは?

確定申告とマイナポータルの連携には以下に挙げるメリットがあります。初回の設定を済ませれば、これらのメリットに関する機能は次回以降も有効です。
 

・証明書の一括取得

各種控除などに用いる証明書を入手する手間がなくなります。従来は保険会社や証券会社といった発行元からの発送を待つ必要がありました。ばらばらに届きますし、手元にないと計算できないので、確定申告の時期が近づくにつれて焦った経験がある人もいるでしょう。マイナポータルと連携すれば、そちらを経由して証明書のデータを一括で取得できます。
 

・計算と入力の自動化

証明書が手元にあっても、確定申告書に反映させる方法が分からないと意味がありません。マイナポータルとの連携により、取得した証明書のデータは確定申告書の各項目に自動的に入力されます。さらに、それらのデータを用いて行う控除額の集計なども自動です。そのため、必ずしも記入欄や計算方法について熟知している必要はなく、各作業におけるミスのリスクが減ることもポイントです。
 

どのような準備が必要なのか?

まだマイナポータルを開設していないなら、それを行ってログインできる状態にすることが最初のステップです。ICカードリーダライタやスマートフォンを使って本人認証を行い、利用者登録を済ませます。ログインしたら、マイナポータルで取得したい証明書の種類を選択しましょう。
続いて、対象の保険会社などに対応している「民間伝送サービス」を選びます。そこから保険会社などのホームページにアクセスすると、連携による利用設定が可能です。
 
ここまで終えると確定申告書を作成する前の準備は完了で、国税庁の確定申告書等作成コーナーで証明書のデータを取り込めるようになります。なお、提出に向けての準備として確定申告書の印刷は必要ありません。マイナンバー方式による「e-Tax」で済ませられます。
 

利用前に知っておいたほうが良い注意点

マイナポータルは新しいシステムであり、取得が可能な情報はこれから拡大される予定です。まだすべての保険会社などと連携できるわけではなく、自分が入手したい証明書の発行元は未対応の可能性があります。したがって、事前に対応状況を確認しておくことが大事です。また、マイナポータルのメンテナンスが実施されると、その間は利用者の登録などを行えない場合もあります。メンテナンスの情報は公式サイトに掲載されるので、連携を予定しているなら確認するようにしましょう。
 

できるだけ手軽に確定申告を終わらせよう!

マイナポータルとの連携によって、確定申告書作成に必要な作業の省略や簡略化を行えます。しかも、控除額などの算出が正確に行われるので、計算が苦手な人でも作成時に感じるプレッシャーが少なくて済みます。いつも確定申告のシーズンに慌ただしくなるなら、翌年以降のことも考えて、早めに連携の設定を済ませておくと良いでしょう。
 

出典

国税庁 令和4年分 確定申告特集
国税庁 マイナポータル連携特設ページ(マイナポータルを活用した控除証明書等のデータ取得と自動入力)
デジタル庁 よくある質問:マイナポータルについて
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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