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【余剰資金でお金を増やしたい】貯蓄と投資、どっちを選べばいい?

ファイナンシャルフィールド / 2023年2月16日 8時30分

【余剰資金でお金を増やしたい】貯蓄と投資、どっちを選べばいい?

余剰資金がある場合、将来に備えて今のうちからお金を増やしておきたいと考える方も多いかもしれません。   お金の増やし方としては、貯蓄や投資などがあります。本記事では、貯蓄と投資の主な特徴、メリットやデメリットなどを解説していきます。

余剰資金を貯蓄するケース

まずは、余剰資金を貯蓄に回すケースからみてみましょう。
 
貯蓄は文字どおり、お金を蓄えておくことです。具体的な方法としては、銀行の普通預金や定期預金などがあります。
 
これらのメリットは、元本が保証されていることです。預けた金額が1000万円以内であれば、金融機関が破綻しても基本的には元本割れするリスクがないため、安心してお金を預けておくことができます。少ない余剰資金であっても、コツコツと貯蓄を長く続けていけば、ある程度の資産を作れるでしょう。
 
ただし、貯蓄だけではお金を大きく増やすことはできません。なぜなら、銀行の金利は現在、非常に低いからです。
 
例えば、都市銀行の円預金の金利は、0.001~0.002%に設定されています(2023年2月現在)。100万円を1年間預けた場合の利息は、10~20円程度しか受け取れません。そこから20.315%の税金を差し引くと、実際に受け取れる金額は約8~16円になります。
 
また、貯蓄にはインフレリスクを伴うというデメリットもあります。
 
将来、お金の価値が下がって物価が上昇したら、銀行に預けていたお金の価値が大幅に下がってしまうことになりかねません。100万円の貯蓄があってもインフレが起こったら、90万円や80万円に価値が下がってしまう可能性があることを頭に入れておいた方がよいでしょう。
 

余剰資金を投資に回すケース

では、余剰資金を投資に回したらどうなるのでしょうか? 投資は株式、投資信託、債券、金などを購入して資産を増やしていく方法です。
 
投資のメリットは、お金が大きく増える可能性があることです。例えば100万円を投資して、1年後に5%の利益が出た場合には、5万円を得られます。銀行の定期預金よりも、大きな金額を得られる可能性があるのが魅力です。
 
株式投資ならば、配当や株主優待などの特典も受け取れます。将来のインフレ対策になることも、投資のメリットです。
 
ただし投資には、市場状況が大きく変動した場合に元本割れすることもあるというリスクがあり、デメリットといえるでしょう。また、投資で利益が発生した場合でも、貯蓄と同様に20.315%の税金が引かれてしまいます。
 
税金を負担したくないのであれば、非課税で運用ができる一般NISAやつみたてNISAなどを検討してみるとよいでしょう。
 

余剰資金で貯蓄と投資の両方に取り組むのがおすすめ

余剰資金を銀行口座に預けていても、受け取れる利息はごくわずかです。インフレが起これば、銀行に預けたお金の価値が下がってしまいます。
 
一方、投資ならば運用次第で大きく資産を増やせる可能性もあり、インフレ対策にもなります。ただし、投資は元本割れのリスクがあるのがデメリットです。
 
貯蓄と投資のどちらか一方にするのではなくて、両者をバランスよく行うのがベストな選択といえるでしょう。
 

出典

国税庁 株式・配当・利子と税

 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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