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【何枚持ってる?】クレジットカードをまとめるだけで「1万円」お得に!? ちょうどいい枚数はどのくらい?

ファイナンシャルフィールド / 2023年2月23日 9時20分

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あなたは今、何枚のクレジットカードを持っていますか? キャンペーンで申し込むなどで、クレジットカードはつい増えがちですが、年会費がかかっていても解約するのが面倒で、そのままにしてしまっているものもあるかもしれません。   そこで本記事では、不要なクレジットカードを解約し、クレジットカードをまとめるだけで約1万円得する節約法を紹介します。

まとめるだけで1万円お得!

実は、クレジットカードをまとめるだけで約1万円お得になることがあります。ポイント還元率を理解し、どのように1万円を貯められるのかを見ていきましょう。
 

ポイント還元率とは?

ポイント還元率とは、クレジットカードの利用額に対して付与されるポイントに何%の価値があるかを示すものです。例えば、還元率1%の場合、1万円の利用で100円分のポイントが付与されることになります。
 

1万円の差が出るシュミレーション

仮に2枚のクレジットカードを保有していて、それぞれポイント還元率が3%、0.5%だったとします。それぞれで50万円ずつ利用すると付与ポイントは1万7500円分(50万円×3%+50万円×0.5%)ですが、高還元率のカードに利用をまとめることで付与ポイントが3万円(100万円×3%)になり、1万2500円の差になります。
 

高還元率のクレジットカードに集約!

クレジットカードの利用を1つの高還元率カードに集約するだけで、約1万円の差につながりました。
 
通常のポイント還元率は1%でも、各種キャンペーンを活用したり利用店舗を工夫したりすると、ポイント還元率を3~5%まで引き上げることが可能です。年会費や付帯する保険なども加味しながら、自分に合った高還元率カードを選定しましょう。
 
そして、そのカードに利用を集約することで、効率よくポイントが貯まるので、節約にもつながります。
 

クレジットカードを複数持つリスク

クレジットカードをたくさん保有していると、ポイント還元率で損をすること以外にも、いろいろなリスクがあります。
 
1つは冒頭でも触れましたが、使っていないクレジットカードでも年会費が発生し、知らない間に銀行口座から引き落とされてしまうことです。年間手数料は数千円程度のものが多いですが、何年も放置していると数万円の差になってきます。
 
もう1つは、保有しているクレジットカードが多いと、カードの管理や毎月の使用履歴の確認がおろそかになり、不正利用をされても気づかない恐れがあることです。無駄な年会費を払う必要はありませんし、自分が適切に管理できるようにクレジットカードの枚数を整理していくことは、節約以外の観点からも重要です。
 

丁度いいクレジットカードの枚数は?

では、クレジットカードの保有枚数は何枚が適当なのでしょうか? ライフプランにより差はありますが、一般的にはメインとサブの2枚持ちが良いとされています。
 
1枚目は、メインカードとして使う高還元率カードです。クレジットカード決済が可能な支出はなるべくこのカードに集約し、ポイントを獲得していくことで節約につなげます。
 
2枚目は、万が一メインカードが使えなかった場合のサブカードになります。サブカードは海外旅行での利用など、メインカードを使用するにはスキミングなどのリスクが高いシーンでも活用できます。
 
ここで大事なことは、メインカードとサブカードの国際ブランドを分けておくことです。国際ブランドとは、VISA、Mastercard、JCBなどのカードブランドを指します。
 
国内シェアトップのVISAをメインカードに、世界シェア率の高いMastercardをサブカードにというように、国際ブランドを分けることでクレジットカードが使えないという状況を回避することが可能です。
 

クレジットカードを整理し、節約しよう!

クレジットカードでお得にポイントを貯めるには、まず自分が何枚のカードを持っているかを確認してみてください。年会費やポイント還元率を確認し、本当に必要なカードを選別することで、節約につなげていきましょう。
 
執筆者:柳沢俊宏
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、ワイゼットFPオフィス代表
 

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