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【電気代】「エアコン」1℃で「月1000円」の節約に!? 今こそできる節電対策を紹介!

ファイナンシャルフィールド / 2023年2月23日 10時20分

【電気代】「エアコン」1℃で「月1000円」の節約に!? 今こそできる節電対策を紹介!

昨今、電気料金の値上げが家計を苦しめています。政府からの負担軽減策もありますが、実際問題として、各方面で今後の値上げについて報じられており、頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。本記事では、今こそ知っておきたい節電対策について解説しています。

なぜこんなに高くなっているのか?

昨今の電気料金が高騰している原因の一つに、燃料価格の高騰が挙げられます。電気料金の内訳には「燃料費調整額」という費用があり、原油や液化天然ガス、石炭といった化石燃料の価格上昇が、この燃料費調整額も押し上げているのです。
 
具体的には、コロナ禍で落ち込んだ経済の回復により世界的な需要が高まった中、ロシアによるウクライナ侵攻による影響が大きいです。資源大国であるロシアに対する制裁や、不安定な情勢などが、世界のエネルギーに大きな影響を及ぼしています。
 
他にも、国内発電施設のうち火力や原子力からの電力の供給力不足、再生可能エネルギーを電力会社が買い取る際の費用を消費者が負担する「再生可能エネルギー発電促進賦課金」の値上がりなども影響しています。
 

家庭における電気料金を抑えるポイント

電気料金を抑えるために私たちができることは、まずはしっかりと節電するしかありません。そこで大切なのは、ポイントを押さえて効率よくおこなうことです。経済産業省資源エネルギー庁が公開している「家庭における家電製品の一日での電力消費割合」を見てみましょう。
 
図表1


資源エネルギー庁 家庭における家電製品の一日での電力消費割合
 
電力消費が多くなりがちな夏季と冬季に分けられていますが、両者ともエアコンが最も多く全体の3割以上を占め、続いて冷蔵庫、照明までで、50%以上の割合となっています。節電対策は、まずは「エアコン」、「冷蔵庫」、「照明」から始めるのがよいといえるでしょう。
 

エアコンの節電対策

エアコンは、室内温度の設定を見直しましょう。資源エネルギー庁の省エネポータルサイトの試算では、夏の冷房設定温度を27℃から1℃上げると約940円、冬の暖房設定温度を21℃から1℃下げると約1650円の節約となります。
 
また、冷房も暖房も必要な時だけつけるように心がけ、こまめにフィルターを掃除することも大切です。サーキュレーターなどを活用して空気の循環を促進させる、隙間風などがある場合は断熱材などを使用するのも効果的です。
 

冷蔵庫の節電対策

冷蔵庫も庫内の温度設定が大切です。食品が傷まないように気をつけながら、設定を「強」から「中」や「小」にしましょう。また、熱い物をそのまま庫内に入れると、温度が上がり、冷やすのに余分なエネルギーが消費されます。熱い物は冷ましてから保存しましょう。
 
物を多く入れるとその分電力を消費しますので物を詰め込み過ぎない、無駄な開閉はしないように心がけることも大切です。
 

照明の節電対策

照明はLEDライトを使用することで、消費電力を抑えられます。
 
LEDライトは白熱電球よりも高いため一時的には出費となりますが、資源エネルギー庁の省エネポータルサイトの試算では白熱電球から電球型LEDに交換した場合を比べると約9ヶ月で元が取れるとありますので、ぜひ活用したいところです。また、使わない照明はこまめに消すようにしましょう。
 

購入時の設定を見直す

冷蔵庫でも少し説明しましたが、電化製品の設定を見直すと節電になることがあります。例えば、テレビやパソコンのモニターの明るさを少し暗めにする、温水便座の温度を下げる・または消すなどです。
 

情報を集め、少しでも節電しよう

今回紹介した節電対策の多くは、資源エネルギー庁の省エネポータルサイトでも確認できます。他にも、省エネ家電や省エネ商品を購入するという手段もあります。節電はやり過ぎると生活のクオリティが下がってしまうこともありますので、無理のない範囲で、できることから始めましょう。
 

出典

経済産業省 資源エネルギー庁 家庭における家電製品の一日での電力消費割合
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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