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あこがれの「キャンピングカー」。自動車保険は普通車と同じ? 等級はどうなるの?

ファイナンシャルフィールド / 2023年2月24日 7時20分

あこがれの「キャンピングカー」。自動車保険は普通車と同じ? 等級はどうなるの?

あこがれのキャンピングカーを購入したいと考えている人もいるでしょう。しかし、普通車よりも自動車保険の保険料が高くなるような気がして、ためらっていませんか? そこで今回は、キャンピングカーの自動車保険について解説します。

キャンピングカーの自動車保険は高い? 普通車との違いを解説!

結論からいえば、対人対物保険に関しては、キャンピングカーでも普通車に比べて特に保険料が高いということはありません。
 
なぜなら、キャンピングカーは普通車に比べて利用頻度が低く、スピードも出にくいためです。そのため、保険会社からは普通車よりも損害率が低いと判断され、場合によっては同価格の普通車よりも保険料が安いことさえあるほどです。
 
ただし、車両保険に関しては、普通車よりも保険料が高くなります。キャンピングカーは一般的な普通車よりも高価な場合が多いため、車両価格に保険料が比例する車両保険は高くなるのです。
 
また、キャンピングカーは冷蔵庫などの電化製品、キッチン、ベッド、トイレなど搭載していますが、全ての機器や家具が車両保険の補償対象になるのかという点について、確認しておく必要があるでしょう。
 
また、キャンピングカーは生産台数が少ない上に改造が行われているため、車両価格や車両データを把握するのが難しいという特徴があります。内外装はオーナーの趣向に合わせてカスタマイズされており、1台として同じ車がありません。
 
このような理由から、キャンピングカーの自動車保険を扱っている保険会社であっても、窓口での問い合わせや申し込みが必須となっているようです。
 

キャンピングカーに乗り換えると等級って下がるの?

普通車からキャンピングカーに乗り換えた場合、両方の車両とも自動車保険の「自家用8車種」に含まれている場合は、自動車保険の等級はそのまま引き継がれます。自家用8車種とは下記となります。
 

【自家用8車種】

●自家用普通乗用車
●自家用小型乗用車
●自家用軽四輪乗用車
●自家用小型貨物車
●自家用軽四輪貨物車
●自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン以下)
●自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン超2トン以下)
●特種用途自動車(キャンピング車)

 
なお、被保険者の名前を変更すると等級が引き継げない場合があるので注意しましょう。
 

自家用車をキャンピングカーに改造したい! 自動車保険に加入できる?

結論からいうと、自家用車をキャンピングカーへ改造しても、陸運局の検査に通れば自動車保険に入ることが可能です。改造後の自動車の構造が、国土交通省が定めている保安基準に適合していれば問題はありません。
 
ただし、どのように改造したかは必ず保険会社へ通知しましょう。なぜなら、改造の程度によって事故の際の損害率が変わるため、保険料が違ってくるためです。
 
また、保険料は保険会社によっても違います。そのため、複数の保険会社に問い合わせて見積もりを取るのがおすすめです。その際には、保証される範囲をしっかりと確認しておきましょう。
 

自動車保険をよく理解してあこがれのキャンピングカーを楽しもう!

キャンピングカーの自動車保険について解説してきました。キャンピングカーは、普通車と同じように保険に加入できます。また、自動車保険の等級は、乗り換える場合には引き継がれるのが普通です。
 
自動車保険をよく理解して、あこがれのキャンピングカーを安心に、そしてお得に楽しんでいきましょう。
 

出典

国土交通省 道路運送車両の保安基準(2022年12月23日現在)

 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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