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投資初心者はつみたてNISA!一般NISAとの違いと新NISAの概要を解説

ファイナンシャルフィールド / 2023年2月27日 0時10分

投資初心者はつみたてNISA!一般NISAとの違いと新NISAの概要を解説

投資経験がない方は、投資と聞くと不安に思うことも多いでしょう。   しかし、老後2000万円問題や物価高騰などを受け、今後も生活に不安を抱く日々が続く可能性もあります。今より生活を豊かにするには、投資の知識を持っておくといいでしょう。   そこで、この記事では投資初心者さん向けに、少額から投資を始められるNISA制度について解説します。   この記事を読んでNISA制度について理解し、自分に合った投資方法を見つけましょう。

一般NISAとつみたてNISAの特徴

NISAとは「少額投資非課税制度」の略で、2014年から開始された制度です。
 
NISAには「一般NISA」「つみたてNISA」の2つの制度があり、資産運用を開始する際には、どちらかひとつを選びます。
 
どちらのNISAを始めるにしても、まずは証券会社の口座を開設する必要があります。通常投資で出た利益には20%の税金がかかりますが、NISA制度を利用して得た利益には、一定限度額まで税金がかかりません。
 
それでは、一般NISAとつみたてNISAのそれぞれの特徴を見ていきましょう。
 

一般NISAとは

ここからは、それぞれのNISAの特徴を解説します。
 
一般NISA制度を利用すると、年間120万円までを投資金額として使用でき、投資して得た利益は最大5年間非課税となります。
 
非課税期間が終了したあとは、下記の3つの選択肢のなかから資金を今後どうするか選ぶ必要があります。

●翌年の非課税投資枠に移す(ロールオーバーする)
●一般口座に移す
●売却する

上記の選択肢は自由に選べるので、ご自身の経済状況に応じて選択しましょう。
 
また、一般NISAはつみたてNISAと比較して、年間で投資できる金額が大きく、選択可能な金融商品も豊富です。そのため、つみたてNISAでは選べない金融商品に投資したい方、まとまった投資資金を準備できる方向けの制度といえます。
 

つみたてNISAとは

つみたてNISAの強みは、手元にまとまった投資資金が無くても少額から積立式に投資できることです。
 
また、年間で投資できる金額は40万円と一般NISAに比べて小さくなっています。運用利益が非課税になる期間は20年間と、一般NISAよりも長く設定されているのも特徴です。
 
金融庁が厳選した金融商品にのみ投資できる仕組みになっているので、投資初心者でどんな商品を選んだらよいのか分からない方でも、始めやすいでしょう。
 
このようなことから、つみたてNISAは下記に当てはまる方におすすめです。

●まとまったお金を投資に回すのには抵抗がある
●将来のためのお金をコツコツ運用したい
●厳選された商品の中から選びたい

つみたてNISAは長期間で資産を形成できる制度です。自身の経済状況に合わせて口座開設を検討するといいでしょう。
 

2024年から始まる新NISAとは?

ここまで、一般NISAとつみたてNISAについて解説しました。ここからは、2024年から始まる新NISA制度について紹介します。
 
簡単に言えば、新NISA制度とは、一般NISAとつみたてNISAが合体したような制度です。今まではどちらか一つの口座しか開設できませんでしたが、新NISA制度では併用が可能です。
 
また、今までのNISA制度では非課税期間に制限がありましたが、新NISA制度では非課税期間が無期限になり、NISA口座内の投資で出た利益には期間の制限なく税金がかからなくなります。
 
さらに、年間に投資できる金額も最大360万円となり、非課税で保有できる金額は最大1800万円にアップします。
 

金融リテラシーを上げて将来の資産形成をしよう

NISA制度に限らず、早い段階から投資の知識を身に着けておくことは、老後の資金確保の手段を一つ増やすことにつながります。
 
NISA制度に興味を持った方は、家計と相談しながら、どの制度の選択が最適か検討してはいかがでしょうか。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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