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加速する「結婚式離れ」。結婚式とお金のバランスをとる秘策とは?

ファイナンシャルフィールド / 2023年2月27日 9時20分

加速する「結婚式離れ」。結婚式とお金のバランスをとる秘策とは?

結婚は、人生のなかでも重大なイベントの一つです。しかし、近年では結婚式を挙げない人が増えているといわれています。その理由は何なのでしょうか?   本記事では結婚式離れが加速している理由と、結婚式の費用を作るにはどうしたらよいかをFPである筆者が解説します。

結婚式をしない最大の理由は「お金がないから」

タメニー株式会社(東京都品川区)が2022年12月に20~39歳未婚男女2400人を対象に行った調査によると、結婚式をしない理由でもっとも多かったものは「お金がないから」でした。その割合は44.1%にものぼります。
 
次に多かった理由は「結婚式をしたいと思わないから」です。割合は37.1%と、そもそも結婚式を望まない人もいます。
 

結婚式をしたいと考える人は少なくない

しかし、結婚式離れの原因は、結婚式をしたいと思わない人が増えているからではありません。タメニーの「年収が高ければ式、または披露宴をしますか?」という調査によると、結婚を望む人のなかでおよそ6~7割の人が結婚式をしたいと望んでいることが分かっています。
 
以上のことから結婚式はしたいけれど年収が低くてできない、というのが結婚式離れの真相といえるでしょう。
 

結婚式の費用を用意する方法

次に結婚式の費用を用意する具体的な方法をご紹介します。
 
挙式と披露宴の費用相場は300万円程度といわれています。その300万円もの費用をどう賄えばいいでしょうか?
 
おすすめの方法は以下の3つです。
 

1. 結婚式にお金をかけすぎない
2. 日々の支出を見直す
3. NISAを活用する

 

結婚式にお金をかけすぎない

そもそも自分たちの収入や家計に見合わないほど、結婚式に費用をかけすぎるのはやめましょう。結婚式は、自分たちの幸せのために、家族や友達などお世話になった人たちに感謝をするために開くものです。必要以上に大きくする必要はありません。規模を小さくすれば、100万円台でも結婚式を行えます。
 

日々の支出を見直す

どんな資金を作る場合も、まず行うべきは支出の見直しです。資金を作るために残業や副業で収入を増やしたとしても、増えた収入に応じて支出が増えるだけで終わってしまいます。無駄な固定費を払っていないか、使途不明金は多くないかなど見直す項目は少なくありません。自分で見直すのが大変であれば、FPなどの専門家に相談するとよいでしょう。
 

NISAを活用する

費用の用意に年単位の長期間をかけられるのであれば、NISAを活用するのも手段です。毎月3万円を年利3%で5年間運用すれば、元本180万円に対し、利息が約13万円付きます。もっと長期間運用できればさらに大きな金額になるため、結婚式費用すべてを賄うことも難しくありません。
 

無理のない結婚式を挙げよう

結婚式離れの原因は年収が少ないからというのが大きな理由です。しかし、結婚式の規模を見直したり、地道に資金を作ったりすれば結婚式を挙げることは難しくありません。
 
お金が原因で結婚式ができないと考えている方は、これを機に無理のない結婚式を検討してみませんか?
 

出典

タメニー株式会社 「結婚式」に関するアンケート調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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