車の「コスパのいい買い替え」方法って？ おすすめのタイミングも確認

車は「住宅に次いで大きな買い物」ともいわれます。経済的な負担を抑えるために、「買い替え」をするなら、できるだけコスパのいい方法を選びたい人は多いでしょう。   この記事では、買い替えのコスパを高めるコツを、おすすめのタイミングや事前準備も含めて解説します。これから車の買い替えを予定している方はぜひ本記事を参考にしてください。

コスパのいい車の買い替え方法6つ

 
コスパ良く車を買い替えるには、まずどのような車に乗っておくか、事前の準備も重要になります。コスパのいい車の買い替え方法は主に次の6つです。組み合わせることでコスパをさらに高められるでしょう。
 

・リセールバリューの高い車を選んでおく

買い替えのコスパを高める一番の方法は、「下取りに出す現行車をできるだけ高く買い取ってもらうこと」です。人気車種や人気の高いボディーカラー、グレード、オプションの車を選んでおくことで、査定額を下げられずに済み、お得に買い替えられる場合があります。
 

・フルモデルチェンジ前に売る

一般的に車は、5年前後の周期で「フルモデルチェンジ」が行われます。次に大事なポイントは、保有する車がフルモデルチェンジされる前に売ることです。フルモデルチェンジ前に手放すことで、新型車の影響を受けずに、車の価値を維持したまま売れる可能性が高まります。常に最新の車に乗りたい場合は、3年サイクルでの買い替えが一つの目安になるでしょう。
 

・決算期の3月を狙う

「決算期の3月」は、ディーラー側での目標販売台数が決まっていることが多く、「購入者に有利な条件を引き出しやすいタイミング」といえます。また、一般的に1～3月は新生活に向けて車を必要とする人が多く、購入側の需要が多いタイミングでもあるため、査定額も高くなる傾向があります。
 

・購入時の販売担当者と交渉する

購入時には、ディーラーの営業担当者とも「交渉」しましょう。うまくいけば、価格の値下げやオプションの追加などを実現できるかもしれません。
 

・軽自動車に買い替える

コストパフォーマンスの良い車を選ぶ上では、車両本体価格だけでなく、「燃費性能」や「メンテナンス費用」、「保険料」、「車検代」などを比較検討することが大事です。新車の中でも、維持費を抑えやすいのは軽自動車です。自分の用途に合っていて問題がなければ、「軽自動車」に買い替えることもコスパの面では賢い選択肢の一つでしょう。「中古車」は、新車よりも車両本体価格を抑えられますが、車の状態によってはすぐに故障してしまい、「修理費用がかさんでしまうリスク」が懸念されます。
 

・今の車を大事にしておく

基本的なことですが、きちんとメンテナンスを行い、車の状態を良く保つことで、売却時に高値がつく可能性も高まります。定期的にタイヤやオイル交換などを行い、「不具合を放置しないこと」で、故障のリスクを減らせます。
 

コスパの良さは車の使い方や乗り方でも変わってくる

車は短くても数年程度は乗るものですので、購入時だけでなく、ある程度長期的な視点でコスパを考えておくことが大事です。また、コスパの良さは、乗る人の用途や頻度によっても大きく変わってくるものです。コスパのいい車の買い替えを実現する上では、まずは自分がどういう目的で車を買い替えたいのかを明確にしておくことをおすすめします。
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部