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年収250万フリーター、「食費」はいくらにすべき? 節約方法は?

ファイナンシャルフィールド / 2023年3月17日 10時20分

年収250万フリーター、「食費」はいくらにすべき? 節約方法は?

もしも額面年収が250万円の場合、食費をいくらにすべきなのでしょうか。また、額面年収250万円の人の手取りはどれくらいになるのか、月収に占める食費の「適切な割合」はどれくらいなのかを知っておくことが大切です。   「額面年収250万円」の単身世帯では、食費として何にどれくらい使っているのか、より食生活を豊かにし、節約にもつなげられる方法はないのかを探ってみます。

額面年収250万円の人の手取り年収はいくら?

「額面年収」とは、勤務する企業から支払われる金額の合計を意味し、給与明細では「総支給金額」の欄に書かれている金額のことです。額面年収には基本給の他、通勤手当や時間外手当(残業手当)、資格手当などの各種手当が加算されています。総支給金額に書かれている金額をすべてもらえるわけではなく、実際自分の手元に来る金額はもっと少なくなります。
 
「手取り年収」は、総支給金額から所得税、住民税、社会保険料(厚生年金保険料、雇用保険料、健康保険料、介護保険料)などが控除された金額で、給与明細では「差引支給額」の欄に記載されている金額です。控除される金額は扶養家族の有無によって異なるので一概にいえません。
 
一般的に、額面年収に対する手取り年収の割合は75~85%程度とされています。この計算式に当てはめた場合、額面年収が250万円の人の手取り年収は187万5000~212万5000円です。
 

額面年収250万円の人の食費の傾向

総務省の「家計調査家計収支編単身世帯2022年」によると、勤労世帯で年間収入が200~300万円の人における1ヶ月当たりの食費は3万2394円です。額面年収が250万円の人の1ヶ月当たりの収入は約15万6250~17万7083円、1ヶ月当たりの収入に占める食費の割合は、約18~20%になります。
 
食費の中身を細かく見てみると、最も割合が高いのは「外食」で6822円、2番目が「調理食品」で6156円、3番目が「菓子類」で3224円、4番目が「飲料」で2882円、5番目が「野菜・海藻」で2502円の順になりました。上位4位までの費目が食費に占める割合は約59%となっており、自炊のための食材よりも外食やコンビニ・スーパー等のお総菜やお弁当などの消費行動が多いことがうかがえます。
 

額面年収250万円の人が食費を節約する方法

額面年収が250万円の場合、1日当たりの食費は約1067円、1食当たり約356円に抑えなければなりません。外食やスーパー・コンビニなどのお弁当や調理済み食品の購入がメインの場合は、決して楽な金額とはいえないでしょう。
 
しかし、自炊をメインにした場合は、もっと金額を抑えられる可能性があります。自炊の回数が少なければ、食材を無駄にすることが増えるかもしれませんが、自炊をメインにすれば、食材を余らせたり腐らせたりすることも少なくなるでしょう。
 
毎日自炊することは時間的・体力的に厳しいとしても、週末など時間が取れる時に作り置きをしておくことで、外出前に弁当箱に詰めるだけで昼食用に持って出掛けることができます。結果的に、外食やスーパーやコンビニ等での買い物の機会が減り、節約につながるでしょう。
 

額面年収250万円の人の食費の平均は1ヶ月当たり約3万2000円


 
額面年収が250万円の人の手取りは控除額によって人それぞれ異なり、187万5000~212万5000円になります。1ヶ月当たりの食費は約3万2000円、手取り収入に対する食費の割合は約18~20%です。
 
一人暮らしの場合は外食や調理済み食品を購入する人が多く、自炊する人は少ない傾向が見られます。食費を1日当たり1067円、1食当たり356円程度に抑えるのは簡単ではありませんが、自炊の機会を増やすことで無理なく食費が節約できるでしょう。
 

出典

総務省 家計調査 家計収支編 単身世帯 2022年 5 年間収入階級別
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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