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断熱リフォームには補助金が出る? 断熱リフォーム支援事業を解説

ファイナンシャルフィールド / 2023年3月21日 3時0分

断熱リフォームには補助金が出る? 断熱リフォーム支援事業を解説

これまで長く住んできた家に、これからも長く住み続けるための補助金があるのをご存じですか。近年、国や自治体では既存住宅(中古住宅)への補助金や助成金を手厚くしています。   カーボンニュートラルを見据えた環境配慮という観点もありますが、私たち消費者にとってもメリットが多くあります。そのなかでも、本記事では環境省が推奨している断熱リフォーム支援事業について解説します。

断熱リフォームとは? 安心して住み続けるためにできること

断熱リフォームとは、住宅を断熱化するためのリフォームのことです。
 
具体的には、断熱材や窓、ガラス、玄関ドア、照明などを断熱化するリフォームです。既存住宅のままでは冬は寒く夏は暑いということも少なくなく、断熱化を施すことで過ごしやすく快適な住環境がかなえられます。
 

住宅の断熱化によるメリットとは

住宅の断熱リフォームをすると、主に次のようなメリットが考えられます。


・光熱費が下がる
・季節に応じた過ごしやすい家に住める(夏は涼しく冬は暖かい)
・高齢者や子どもにも安心

断熱リフォームをすることで、夏は涼しく冬は暖かい家に生まれ変わります。そのことで、光熱費も下がり、気温差で体調を崩すことも少なくなり、特に高齢者や子どもがいる世帯では安心した生活ができます。
 
一方、断熱リフォームのデメリットとして費用がかかることが挙げられます。ただし、断熱リフォームの費用は一定の要件を満たせば公的な助成を受けることができます。
 

断熱リフォーム支援事業とは? 概要と手続きの流れ

既存住宅の断熱リフォームは、国(環境省)が主体となり「断熱リフォーム推進事業」として補助金が交付されています。同事業でもらえる補助金は、リフォームをする箇所により5万~120万円まであります。
 
いずれも所定の高性能建材を用いたリフォームが対象で、家全体または居間だけのリフォームが対象となります。
 
高性能建材に関してや実施できるリフォーム業者について、個人で調べることも可能ですが専門用語が多様化されていて分かりにくいため、リフォーム業者へ相談することをおすすめします。
 
そもそも断熱リフォーム支援事業の補助金の申請について、個人では行いません。リフォーム施行から申請まで、一連の流れはすべて業者が行います。
 

国土交通省による住宅リフォーム検索システムを事前に活用しよう

これらの公的な事業に対応している業者を調べるには、国土交通省Webサイト内に設置されている「住宅リフォーム事業者団体登録制度・検索システム」から検索できます。
 
住んでいる地域などから検索し、国への登録を済ませたリフォーム業者へ相談して、補助金を活用しましょう。
 

まとめ

断熱リフォームをすることで、既存住宅がより住みやすく快適な家へ生まれ変わります。夏は涼しく、冬は暖かい家で暮らすことにより、高齢者や子どもなど気温差が心配な家族も過ごしやすくなります。
 
また、光熱費削減にもつながることから、長い目でみると家計にも優しいリフォームといえます。もちろんリフォーム費用はかかりますが、断熱リフォーム支援事業の補助金制度を活用し、少しでも費用を抑えたリフォームをすすめましょう。
 

出典

環境省 断熱リフォーム支援事業の概要
国土交通省 住宅リフォームの検索システム
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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