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「年金手帳」が見つからない! 廃止されてるなら再発行は不要? 必要になるのはどんなとき?

ファイナンシャルフィールド / 2023年3月20日 11時10分

「年金手帳」が見つからない! 廃止されてるなら再発行は不要? 必要になるのはどんなとき?

「自分の基礎年金番号の確認をするために年金手帳を探したが、全然見つからない!」 今すぐ必要というわけではないけれど、今後何らかの形で年金手帳を見せるように言われることはあるのか不安になる人も多いかもしれません。   そこで本記事では、年金手帳を紛失した場合どうすればいいのか、提出や提示を求められることはあるのか、解説します。

年金手帳を紛失しても問題ないことが多い

年金手帳を紛失したらペナルティを受けるのではないかと心配されることがありますが、そのようなことは原則としてありません。年金手帳1つで身分証明できるわけではないからです。
 
年金手帳がないことで「さまざまな行政手続きが不便になってしまうのでは?」不安になる人もいるかもしれませんが、こちらも問題ありません。年金手帳の本体がないと全く手続きできないものはありません。
 
その一方で、例えば、運転免許証を紛失したときは大変です。
 
役所や金融機関などの窓口で手続きをするときは、ほぼ必ず本人確認ができるものを提示するように求められます。車を運転していて、検閲などで警察官から見せるように言われることもあるかもしれません。その時に持っていなかったら手続きを進められないのはもちろん、免許証不携帯として反則金を課されるおそれもあります。
 
再発行するには警察署や運転免許試験場に行く必要があり、時間や手間もかかります。運転免許証は本人確認の手段として幅広く利用されていることもあり、紛失すると影響も大きいです。
 
年金手帳の場合はそのようなことはありませんが、不便になる可能性はあります。
 

再発行する方法と注意点

年金手帳をなくした場合、基礎年金番号通知書を再発行することができます。
 
2022年4月から年金手帳にかわって基礎年金番号通知書を発行する形に変更されました。これにより年金手帳をなくした場合、手帳自体の再発行は不可となりました。また、再発行手続きをすると、これまでと同じような手帳を受け取れないので注意しましょう。
 
基礎年金番号通知書の再発行をしたいとき、会社員の場合は勤務先の担当部署に問い合わせましょう。総務関係の部署が対応するケースが多いです。無職や自営業者などの国民年金第1号被保険者、60歳以上の任意加入被保険者の場合は、住所地の役所や年金事務所へ基礎年金番号通知書再交付申請書を提出しましょう。
 
申請して記入事項等に問題なければ、しばらくして再発行されます。
 

年金番号を確認する方法は? 必要になるタイミングは?

基礎年金番号は、年金手帳や基礎年金番号通知書以外でも確認することができます。下記の書類があれば、基礎年金番号通知書の再発行をしなくても確認できます。

●国民年金保険料の口座振替額通知書
●国民年金保険料の納付書や領収書
●年金証書
●各種通知書等(年金額改定通知書、年金振込通知書等)
●ねんきん定期便

年金番号を知りたい場合は、上記の書類が自宅等に保管されていないか確認してみましょう。
 
年金番号は免除や猶予申請、就職や転職等による厚生年金への加入時に尋ねられることがあります。勤務先の人事担当者から「年金手帳を持ってきてください」と言われることもありますが、これは年金番号を確認するためです。
 

まとめ

今回は、年金手帳をなくしてしまったけど必要になるタイミングはあるのか、年金番号を確認するにはどうすればいいのか、解説しました。年金手帳を紛失しても基礎年金番号通知書を再発行すればいいので大きな問題ではありませんが、新しい年金手帳をもらえるわけではないので、注意しましょう。
 

出典

日本年金機構 年金手帳や基礎年金番号通知書をなくしたのですが、再発行はできますか。
日本年金機構 基礎年金番号通知書や年金手帳を紛失またはき損したとき
日本年金機構 自分の基礎年金番号の確認方法を教えてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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