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57歳エリートサラリーマンが定年目前でリストラ。なんとか転職できたけど、転職の際に気を付けることとは…?

ファイナンシャルフィールド / 2023年3月22日 11時20分

57歳エリートサラリーマンが定年目前でリストラ。なんとか転職できたけど、転職の際に気を付けることとは…?

世界情勢や経済などさまざまな状況が激しく変化する現代においては、昔のように定年まで同じ会社に勤務できるとは限りません。50代後半に入ってから突然リストラにあうということもあるかもしれません。大企業勤務の会社員やエリートであっても、安心はできないものです。   そこで、今回は、定年目前でエリートサラリーマンがリストラされ、幸いにも転職できた際に注意しておきたいことを解説していきます。

向上心を持ちつつ新しい職場の人間関係を大切にする

50代後半から新しい職場で働くなら、収入面や役職を意識することも必要ですが、向上心を持つことや人間関係を重視することも大切です。総合人事コンサルティングを行うフォー・ノーツ株式会社が実施した「50代社員に関する意識調査」では、若い世代(20〜40代)が50代に対して持っている印象がまとめられています。
 
この調査によると、50代は「デジタルツールに弱い」「偏見や差別が多い」「経験は豊富だが新しい取り組みには消極的」「収入は高いが、それに見合った仕事をしていない」といった意見が目立ちます。
 
中には「頼りがいがある」「ムードメーカーになってくれる」といったポジティブな意見も見られますが、厳しい意見が多いことは確かです。定年を目前にしての転職となると、生活できればいいという考え方を持つ人もいるかもしれません。しかし、新しい会社で働く以上は、必要なスキルを身につけたり自分より若い従業員の意見に耳を傾けたりすることも大切です。
 

豊富な経験を生かして若い世代を牽引する姿勢を持つ

若い世代は、決して50代に対してネガティブな印象だけを持っているわけではありません。「50代社員に関する意識調査」を見ると、若い世代は50代社員に対して「危機管理能力と判断力」「高度なスキルや専門性の高い知識」を強く期待していることが分かります。
 
これらは、長年の経験で培われるものであり、特に20〜30代のうちは難しいといえるでしょう。それだけに、中途採用で入社してきた50代エリートとなると、周囲の期待度が高まるのは当然と考えることができます。
 
これまで在籍していた会社で苦手だったことや取らずにいた資格があれば、新たに挑戦してみるのもいいかもしれません。リストラといっても事業縮小や立て直しのための早期退職であれば、通常は定年よりも退職金が優遇されます。本来の退職金より上乗せされた分余裕ができるので、資格を取得しておくと転職先でも活用できます。
 
デジタルツールが苦手なら、転職活動期間中に習得しておくのも有効な時間の使い方です。そして、転職後は、これまでの経験と知識をベースに新たに得たスキルを生かしつつ、若い世代を牽引していけるようにしましょう。50代後半であっても、新しいことに挑戦し続ける姿勢は周囲から好感を持たれます。
 

自分を客観的に見て新たにスキルアップを図ることが大切

新たな会社に転職するなら、年齢に関係なく向上心を疎かにしないことが大切です。定年間近という年齢のうえに前職でそれなりの地位にいた場合、次の職場でも同じような姿勢で働こうとする人は多いかもしれません。
 
しかし、周囲と良好な関係を築くには、生活できればよいという考えは持たないことです。若い世代との考え方の違いを意識しつつ、必要なスキルを吸収しながら培ってきた経験を生かすことが求められます。
 

出典

フォー・ノーツ株式会社 50代社員に関する意識調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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