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【2023年4月1日から】電気料金が「33%」値上げ!? 同じ使用量でも「8565円」→「1万1282円」になる家庭も?

ファイナンシャルフィールド / 2023年3月31日 2時30分

【2023年4月1日から】電気料金が「33%」値上げ!? 同じ使用量でも「8565円」→「1万1282円」になる家庭も?

4月から電気料金が値上げされるとニュースで聞いたものの、具体的にどのくらいの値上げになるのか心配している人も多くいるのではないでしょうか。本記事ではそのような人に向けて、値上げされた後の電気料金は現在と比べてどの程度変わるのかについて解説します。   また、なるべく電気代を安く抑えるための節電テクニックも紹介するので、電気代が気になる人は試してみるとよいでしょう。

電気代はどのくらい値上げされるのか


すでに電気代が高くなっていることがニュースでも取り上げられていますが、ウクライナ情勢など、国外で起きている問題による発電燃料調達コストの高騰や円安の影響で、大手電力会社も2023年4月からの電気代値上げを経済産業省に申請しています。
 
具体的な値上げの時期や金額については各電力会社によって異なりますが、例えば、東北電力では4月1日から平均32.94%、東京電力では6月1日から平均29.31%、四国電力では4月1日から平均28.08%といった値上げが見込まれているでしょう。
 
上記の値上げ率を反映して電気代を算出すると、東北電力では従量電灯Bで契約電流が30A(アンペア)、使用電力量が月260kWh(キロワットアワー)であった場合にかかる1ヶ月の電気代は8565円から1万1282円になります。
 
また、東京電力では上記と同じ条件で使用した場合、値上げ前は9126円であったのに対し、値上げ後は1万1737円の電気代が請求されることになるのです。
 
ただし、前述した東京電力・四国電力・東北電力のほかにも、平均45.84%の値上げを検討している北陸電力をはじめ、北海道電力や中国電力、沖縄電力といった7つの電力会社からの申請については、「値上げ率が高い」と見なされ、政府から値上げの許可が下りていません。
 
そのため、実際の値上げ率は変更になる可能性があるでしょう。値上げ幅を少なく設定して申請した中部電力・関西電力・九州電力の3社に関しては、4月からの料金改定が決定しています。
 

節電テクニックを取り入れよう

電力会社による電気代値上げの申請が確定すると、これまで通り電気を使っていても自然と電気代が高くなってしまうため注意が必要です。できるだけ電気代を安くするためには、節電を実行するとよいでしょう。
 
具体的な節電テクニックとしては、エアコンや冷蔵庫などの使い方を見直すことが挙げられます。特にエアコンは電気消費量が高いため、効果的に使うことでかかる電気代を大幅に変えられる可能性があるでしょう。
 
設定温度の工夫や、フィルターの掃除をこまめに行うことが重要です。また、サーキュレーターを活用して空気を循環させながらエアコンを使えば、効率的に部屋全体の空気を涼しくしたり暖めたりできます。
 
冷蔵庫は中身を詰め過ぎないことや、設定温度を必要以上に下げないことが大切です。ほかにも、使っていない場所の照明を消したり、洗濯機を使う回数を減らしたりすることも節電の効果が期待できるでしょう。
 

電気代を抑えたい場合は、工夫しながら節電をしよう

さまざまな要因で各電力会社が電気代の値上げを実施するため、その影響を避けるのは難しいでしょう。なるべく電気代を安く抑えたい場合は、節電に力を入れることが大切です。
 
本記事で紹介したような節電テクニックを取り入れることで、電気代の節約につながるでしょう。電気を使わない生活は難しいかもしれませんが、できる範囲内で節電をすることで家計の負担を減らすことは可能です。
 

出典

東北電力株式会社 電気料金の値上げについて(低圧)
東京電力エナジーパートナー株式会社 低圧の料金メニューの見直しについて
四国電力株式会社 規制料金の値上げ申請について
北陸電力株式会社 2023年4月1日以降の規制料金について
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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