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人気のダイエット法「オートファジー」は減量にも節約にも効果的?やり方とは?

ファイナンシャルフィールド / 2023年4月1日 8時10分

人気のダイエット法「オートファジー」は減量にも節約にも効果的?やり方とは?

脂肪燃焼効果が期待できるダイエット方法として知られる「オートファジーダイエット」ですが、名前だけは聞いたことがあるものの、具体的にどのようなダイエット法なのか、よく分からない人も多いでしょう。   本記事ではオートファジーダイエットに興味がある人に向けて、その概要やメリット・デメリットを紹介していきます。

オートファジーダイエットとは

オートファジーダイエットの「オートファジー」とは、細胞内にあるタンパク質を分解して再利用する仕組みのことです。細胞はもともと、損傷した部分や有害な部分を自ら食べて取り除き、新しい細胞へと生まれ変わらせる仕組みを持っています。その働きを生かしてダイエットにつなげようと考案されたのが、「オートファジーダイエット」です。
 
オートファジーは、空腹時に活性化することから、オートファジーダイエットでは24時間のうち、16時間は断食をおこないます。このように一定時間、栄養を摂取しない状態を意図的に作ることで細胞が自食し、その結果、さまざまなメリットがあるといわれているのです。
 
具体的なメリットについては次の段落で紹介します。オートファジーダイエットでは、16時間の絶食中を除く時間であれば食事制限をする必要はありません。好きなものを食べてもよいところが、このダイエット法が人気であるひとつの理由ともいえます。食事の回数は8時間の中で2食が推奨されています。
 

オートファジーダイエットのメリットとデメリットとは

オートファジーダイエットのメリットとしては、まず、代謝が上がって脂肪燃焼効果が期待できる点が挙げられます。1日ではなく、一定期間続けることで痩せやすい身体を作れるでしょう。また、胃腸を休ませる時間を作ることで腸内環境が整う効果も期待できます。ほかにも、1日の摂取カロリーを自然と減らせたり、体質自体が改善することで血糖値や総コレステロール値などが低下したりなど、健康面でのよい効果も期待できます。また、1日の食事量が少なくなるため、食費の節約にもつながります。
 
一方、デメリットとしては、16時間の断食をしていれば痩せるわけではない点が挙げられます。一般的には食事回数を減らすことで摂取カロリーが少なくなり、体重減少が期待できるでしょう。しかし、断食中以外は食事制限がないからといって高カロリーなものばかり摂取しているのであれば、高い効果は得られません。
 
また、食事量を減らすだけで運動をしないでいると、筋肉量が落ちてしまうため要注意です。断食で食べ物のエネルギーが身体に入ってこない分、身体は筋肉を分解してエネルギーを生み出そうとしてしまいます。筋肉量が減ると代謝が悪くなり、このダイエット法の効果を感じにくくなる可能性があるため気を付けましょう。
 

オートファジーダイエットをする際は、正しい方法で始めよう

オートファジーダイエットは正しい方法でおこなうことで、脂肪燃焼効果や体質改善といったさまざまなメリットが得られるでしょう。しかし、本記事で解説したように、断食中以外の時間に高カロリーな食べ物を過剰に摂取すると体重が落ちなかったり、運動をしないで体重を落とそうとすると筋肉量が減ったりするなどの悪影響が出る可能性もあるため、注意が必要です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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