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「ガスコンロ」vs「電気コンロ」それぞれの光熱費とメリット・デメリットを確認

ファイナンシャルフィールド / 2023年4月4日 10時10分

「ガスコンロ」vs「電気コンロ」それぞれの光熱費とメリット・デメリットを確認

住宅を新築するとき、既存住宅をリフォームするときなど、キッチンで使用する熱源をガスにするか電気にするかで悩んだことはありませんか?   本記事では、ガスコンロと電気コンロ(IHクッキングヒーター)のそれぞれのメリットとデメリットを紹介し、光熱費を比較します。キッチンで使用する調理機器の熱源を選ぶ際の参考にしてください。

ガスコンロのメリットとデメリット

ガスコンロの主なメリットは「均等に味付けをしやすい」、「頑丈」、「調理器具を選ばない」ことです。
 
火力を微調整しやすく、フライパンを振って調理できるため調味料を満遍なく食材に届けられます。また、調理器具を置く「五徳(ごとく)」という金属のおかげで、多少強めに鍋やフライパンを置いてもコンロへのダメージが少ないのです。電気コンロが特定の調理器具しか対応していないのに対して、ガスコンロは調理器具を選びません。
 
ガスコンロのデメリットは、「ガス漏れや火事のリスク」、「手入れが大変」、「熱がこもりやすい」ことなどです。
 
ガスコンロは調理器具に直接火を当てて調理するため、周囲に火が燃え移ることもあります。また、ガスコンロを掃除するときも五徳やコンロの周りは凹凸が多く、こびり付いた汚れを取るのが大変です。調理前後は熱がこもりやすいため、近くにプラスチックや調味料容器を置いておくと変形することもあります。
 

電気コンロのメリットとデメリット

電気コンロのメリットは安全性の高さ、手入れのしやすさ、火を使わないため空気を汚さず熱がこもりにくいことです。
 
ガスコンロのようにガス漏れや火事のリスクが少なく、調理中にコンロの周りの物に火が移る恐れもありません。フラットで凹凸がほとんどないため、サッと拭き取るだけで汚れを落とせます。使用時に二酸化炭素を発生させないことから、室内の空気をきれいに保てます。また、室内に熱がこもりにくく、真夏の暑い時期でも調理時の暑さを感じにくいでしょう。
 
電気コンロのデメリットは、調理器具を選ぶこと、火力の微調整が難しいことです。
 
電気コンロでは、フライパンや鍋まで全てIH対応の製品を選ぶ必要があります。陶磁器や土鍋、アルミ素材の調理器具は電気コンロでは使用できません。電気コンロはボタンで火力を調整しますが、微妙な火加減の調整が困難です。そのため、飲食店では一般的にガスコンロを採用しています。
 

電気コンロとガスコンロの光熱費を比較(2023年3月時点)

電気コンロとガスコンロを使用した場合、どちらの節約効果が高いのでしょうか。
 
電気コンロを使用した場合の電気代は、居住地域や、使用する時間帯や契約しているプランによって電気料金が異なります。某電力会社のあるプランでは、午前6時から深夜1時の間の利用料金は1kwh(キロワットアワー)当たり25.87円、午前1時から午前6時の使用で18.37円となっています。
 
ガスコンロは都市ガスとプロパンガスで光熱費が変わります。某ガス会社の都市ガスは1kwh当たり19.78円(120kwhまで)、プロパンガスは都市ガスの1.5~2倍です。このことから、都市ガスを使ったガスコンロが最も光熱費を抑えられることがわかります。
 

それぞれのメリットとデメリットを考慮し自分に合ったコンロを選ぼう

ガスコンロと電気コンロの光熱費を比較すると、都市ガスを使用したガスコンロが最も光熱費の節約効果が高いことがわかります。火加減の調整や器具の手入れのしやすさなど、毎日使うものだからこそ使い勝手のよいものを選びたいところです。
 
ガスコンロと電気コンロのメリットとデメリット、光熱費も考慮して自分に合ったコンロを選びましょう。
 

出典

東京電力 スマートライフ(オール電化)
東京ガス 基本プラン
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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