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叔母から「1万円」を卒業祝いでもらいました。お返しの「相場」や「マナー」はどのようなものがありますか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年4月5日 10時30分

叔母から「1万円」を卒業祝いでもらいました。お返しの「相場」や「マナー」はどのようなものがありますか?

進学や就職など、おめでたいことがあったとき、親戚や知人からお祝いをもらう人は多いのではないでしょうか。卒業も、新たな人生の一歩を進めるうえで喜ばしいできごとの1つです。   ところで、お祝いをもらったらお返しをすべきかどうか悩むこともあるかもしれません。そこで、今回は、卒業祝いをもらった場合のお返しの必要性や相場について解説していきます。

お祝いをもらったときはお返しをするのが原則

おめでたいことに対してお祝いをもらったときは、何かしらお返しをするのが一般的です。入園式や卒業式など子どもに関するお祝いにはお返しは不要という考え方もありますが、もらった以上、お礼は必要と考えておいたほうがいいでしょう。
 
お祝いをもらったときのお返しの相場は、もらった額の半額から3分の1程度です。1万円もらった場合は、5000~3000円程度が相場になります。
 
ただし、相手が年齢も社会的地位も自分より上の人であれば、必ず相場どおりでお返しする必要はありません。そもそも、お祝いの額に対して高額なお返しをすると相手に失礼になる場合もあります。例えば、叔父や叔母などであれば2000~3000円程度のお返しでも十分です。
 

お返しをするときは「内祝い」という形で渡す

お祝いのお返しとして「のし」などをつけるときは、内祝いとするのが一般的です。そのまま「内祝い」でもいいですし「卒業内祝い」でもかまいません。
 
お返しの品は、相手が喜びそうなものを選びましょう。迷ったときや好みがわからないときは、お菓子やタオル、ハンカチなどが妥当です。直接渡すときは「お返し」ではなく「お礼」という表現をすると好まれます。特に、相手が目上の場合はお返しという言葉は避けたほうが無難です。
 
また、お返しをするタイミングは、お祝いをいただいてから1ヶ月以内を目安としましょう。あまり遅くなるのは失礼になります。どうしても時間がとれないときや相手の都合がつかない場合は、宅配便などを使っても失礼にはなりません。その場合は、のしをつけた状態で梱包して発送すれば大丈夫です。
 

そもそも「内祝い」の本来の意味とは?

「内祝い」とは、本来、お祝いのお返しとして使う言葉ではありません。内祝いとは、家庭内でおめでたいことがあった際、お裾分けするという意味で近しい人に物を贈ることをいいます。例えば、出産や病気の回復、家の新築など喜ばしいことがあったとき、普段お世話になっている人たちに報告を兼ねて、お赤飯やお菓子などを配るのが本来の内祝いです。
 
卒業も、本来の内祝いとして近しい人に報告とお礼をする喜ばしいことにあげられます。昔からの内祝いの風習が残っている地域もありますが、現代においてはお祝いをもらったときのお礼とするのが一般的になっています。
 

卒業祝いのお返しは原則として必要

大学の卒業祝いなどであれば、本人が直接受け取ることが多くなるでしょう。お祝いをもらったときは、何かしらお返しをするのが一般的であり大人としてのマナーです。
 
いただいた額の半分から3分の1程度を目安に、相手が好むようなものをお礼として渡せば問題はありません。ただし、相手が自分より上の立場であれば、お返しの費用はやや抑えるほうが無難です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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