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小動物は飼育費用がかからないは大間違い! 爬虫類の飼い主が面食らった「予想外のお金」

ファイナンシャルフィールド / 2023年4月8日 23時20分

小動物は飼育費用がかからないは大間違い! 爬虫類の飼い主が面食らった「予想外のお金」

動物の種類を問わず、ペットの最期まで面倒を見切るのは飼い主の責務。散歩の要不要、予防注射の義務の有無など、「無理なく」ペットの世話をし続けるには、いくつもの知っておくべきポイントがある。その重要な要素のひとつが「お金」だろう。   28歳の女性であるAさんは、2021年に1人暮らしにハリを出すために初めてペットの購入を検討し、フトアゴヒゲトカゲの生体を迎え入れた。癒やされる毎日だったが購入して一年たった今、生き物を飼うのであれば「予想外の出費」に対しても対策すべきという気持ちが強まっているという。

準備しておいて正解!「お迎え代」も毎月の飼育費用も想定内!

Aさんはペットを迎え入れる際、自分にとって無理なく世話をできる動物として爬虫類やハムスターなどの小動物を選んだ。
 
「うちのマンションはペット可ですから猫や小型犬も飼育できたのですが、責任をもって世話し切るのが難しいかな、と思って見送りました。1人暮らしだと時間、体力、そしてお金的な面でもしっかりと面倒を見切れる自信がなかったんです。『なにがあっても世話をし続けられる』という観点からペットを探していたら、自然と小動物に興味がわいてきたんです」
 
Aさんが見初めたのは、爬虫類のなかでも特に人気の高い種である、フトアゴヒゲトカゲだった。いかにもトカゲらしいごつごつとしつつも、どこかかわいらしさもある外見はもちろん、人気種だからこその「情報量の多さ」も魅力だったという。
 
「飼育方法や種としての特徴、気を付けるべき病気など、インターネット上に豊富に情報があるのも、ある意味安心感がありますね。お迎えや月にかかる費用も複数のサイトを参照すれば大まかに把握できたし、実際、そこまで相違はありませんでしたよ」
 
しっかりと情報収集した後、Aさんはおよそ3万円を支払い、ノーマルのフトアゴヒゲトカゲを迎え入れた。その他、飼育に必要な設備も合わせて10万円を用意。実際は9万円前後でしっかりと予算内におさまった。
 

■Aさんがフトアゴヒゲトカゲを迎え入れるためにそろえた設備

・生体代
・ケージ(90cm)
・紫外線ライト
・バスキングライト
・ライトスタンド
・保温球
・パネルヒーター
・温度・湿度計
・サーモスタット
・床材
・エサ入れ、水入れ
・岩

 

電気代の高騰に驚愕! トカゲ貯金を用意する

ランニングコストは餌と床材、そして「電気代」だ。特にフトアゴヒゲトカゲの成長や健康管理に直結する電気代について、Aさんは「無理なく世話をし続けるためにはギャップがあってはいけない」と思い事前に情報をしっかりと集めていた。
 
「2021年に購入した当初は、だいたい従来の電気代から1500円程度、上乗せするくらいでした。冬は2000円になることもありましたが、いずれも想定内でしたね」
 
ただ、これだけしっかりと情報収集していても、電気代は予想外の出費に驚く事態になったという。それは2022年の冬の電気代だ。相次ぐ値上げによって3000円に達した月もあったのだ。
 
「昨年もしくはフトアゴヒゲトカゲをお迎えする前の家計と比べると、それなりにインパクトがありましたね。額だけを見ると会社員の一人暮らしとしてはけっこう異常な電気代になっていますから(笑)。もちろん、フトアゴヒゲトカゲの飼育が難しくなるほどではありません。ただ、今後も電気代値上げの可能性も高いので『フトアゴ貯金』も始めようかと思っています」
 

まとめ

小動物とはいえ、フトアゴヒゲトカゲの平均寿命は6~8年程度だが、長生きをすれば10年を超える。日本においては給料がなかなか上がらない一方、あらゆるモノが値上げする傾向が強まっている。
 
5年後、10年後も飼育し続けられる「余力」と「先読み」が今後、ペットの飼い主たちにも求められているのではないだろうか。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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