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子どもの入学祝いに「3万円」をもらったけどお返しは必要?「半額」返せば大丈夫?

ファイナンシャルフィールド / 2023年4月8日 10時20分

子どもの入学祝いに「3万円」をもらったけどお返しは必要?「半額」返せば大丈夫?

子どもの進学に際して、入学祝いを受け取ることもあるでしょう。もしも3万円の入学祝いを受け取った場合、お返しはするべきなのでしょうか、お返しをする場合はどの程度の予算で考えればよいのでしょうか。   今回は、入学祝い金額の相場や入学祝いに対してお返しは必要なのか、入学内祝いの相場はどれくらいが適切なのかを紹介します。

入学祝いの相場

入学祝いの相場は進学先や、相手との関係性によって異なります。祖父母からの入学祝いは、進学先がどこでも2万円以上という人が最も多いようです。
 
祖父母から2万円以上の入学祝いを受け取った人の割合は、中学校より小学校のほうがやや多い傾向ですが、進学先が上のステージになるほど2万円以上の入学祝いを受け取った人の割合が高くなります。進学先が大学・専門学校の場合は、約7割の人が祖父母から2万円以上の入学祝いを受け取っています。
 
祖父母以外の親戚の場合は、祖父母の場合と比較して入学祝いの金額相場は下がり、小学校までは5000円~1万円、中学校以上は1~2万円が最も多くなっています。
 
友人からの場合は、どの進学先でも5000円~1万円という人が最も多い結果でした。
 

入学祝いにお返しは必要?

入学祝いに対するお返しは入学内祝いといいます。内祝いは元々、自分の幸せをご近所におすそ分けする、という意味でしたが、現代では内祝いはお返しという意味で使われることが多くなっています。一般的には、お祝いを受け取ったら内祝いを贈ることがマナーです。
 
ただし、入学祝いの場合は内祝いの送り主が子どもになり、子どもにはお返しを用意する経済力がないことから、お返しは不要とする考え方もあります。祖父母から入学祝いを受け取る場合は「お返しはいらない」とあらかじめ言われている場合もあるでしょう。その場合、必ずしも内祝いを用意する必要はありません。ただし、相手との関係性によっては、内祝いを贈ったほうがよい場合もあります。
 

入学内祝いの相場や贈り方のマナー

入学内祝いの金額は、一般的には受け取った金額の3分の1~半分が相場です。3万円の入学祝いを受け取ったら、内祝いは1万~1万5000円の範囲で考えるとよいでしょう。
 
また、祖父母や親せきなど身内からのお祝いに対しては、相場より少ない金額の内祝いでも構わないとする考え方もあります。逆に、相場よりも高額の内祝いを贈ることは失礼にあたり、相手を恐縮させてしまったり、他人行儀だと思われてしまったりする可能性があるため、注意が必要です。
 
入学内祝いは入学式が終わってから1ヶ月以内をめどに贈りましょう。その際、お礼状も合わせて贈ります。入学内祝いは何度あってもよいお祝い事のため、紅白蝶結びの水引、表書きは「内祝い」「入学内祝い」とし、子どもの名前ののしをつけて贈りましょう。
 

入学祝いをもらったらお礼の気持ちを示そう

入学祝いの相場は相手との関係性によって異なり、3万円など高額な入学祝いは祖父母から贈られることが多い傾向です。
 
祖父母や親せきなど、近しい身内からの入学祝いには必ずしもお返しが必要なわけではありません。ただし、一方的に受け取っただけの状況が気になる場合は、内祝いとして受け取った金額の3分の1~半分程度のお返しをするとよいでしょう。
 
内祝いをするしないにかかわらず、入学祝いを贈ってくれた人に対し、お礼の気持ちをきちんと伝えることが大切です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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