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【節約】冷蔵庫の中身は「ぎゅうぎゅう」「スカスカ」で電気代はどう変わる? 節電方法も確認!

ファイナンシャルフィールド / 2023年4月9日 10時20分

【節約】冷蔵庫の中身は「ぎゅうぎゅう」「スカスカ」で電気代はどう変わる? 節電方法も確認!

冷蔵庫の中身がいっぱい詰まっている場合と、余裕がある場合で電気代が変わると聞いたことがあるものの、実際本当に変わるのか知りたい人も多くいるのではないでしょうか。   本記事では、なるべく電気代を節約したいと考えている人に向けて、冷蔵庫の中身がいっぱいの場合と余裕がある場合で電気代はどう変わるのかをはじめ、冷蔵庫の電気代を節約する方法もいくつか紹介します。

冷蔵庫の中身がいっぱい詰まっている場合と、余裕がある場合で電気代はどう変わるのか

冷蔵庫は中で冷気を循環させることでちょうどよい温度を保つ仕組みです。そのため、適温を維持するためには、ある程度のスペースを空ける必要があります。中身がいっぱい詰まった状態だと中で冷気がうまく循環しないため、温度調節機能が稼働し続けて消費電力が必要以上に高くなる恐れがあります。
 
冷蔵庫のスペースを半分空けた場合は、中身がいっぱい詰まっている場合と比べて年間43.84kWhの電気が省エネでき、1kwhの電気代は平均31円であるため、1年間で1359円ほど電気代を抑えられるでしょう。冷蔵庫内の冷気を循環させるためには、棚の横幅を3等分し、3分の1程度の隙間を空けておくとよいです。
 
また、冷蔵庫内の設定温度を下げすぎないように気をつけることも省エネ効果があります。周囲温度が22℃で庫内の設定温度を「強」から「中」にした場合、年間で61.72kWhの電気が省エネでき、1kwhの平均電気代から算出すると年間約1913円の節約につながるでしょう。
 
ほかにも、中身がぎゅうぎゅうに詰め込まれていることで冷蔵庫内の見通しが悪くなり、取り出したいものを探す際に時間がかかる可能性がある点にも注意が必要です。その場合も長時間冷蔵庫の扉を開けることで中に外気が流れ込み、庫内の温度を高めてしまうでしょう。冷蔵庫内の温度を適温に戻すための電力が必要となるため、電気代が高くなる可能性が高いです。
 
さらに、冷気が吹き出す場所や照明付近に品物を置かないなどの工夫をすることも省エネに効果的といえます。
 

冷蔵庫の節電方法とは

冷蔵庫にかかる電気代を節約するためには、前述したように冷蔵庫の中身をいっぱい詰めすぎないことや、設定温度を下げすぎないこと、扉を開ける時間を短くすることなどが大切です。
 
そのほかにも、冷蔵庫内の温度や扉の開閉に応じてコンプレッサーの回転数を自動で制御する「インバータ制御」や、庫内の温度が保たれているときは自動で消費電力を抑えたり、庫内の照明を消したりするなどの省エネ機能が備わっているタイプの冷蔵庫を選ぶのもよいでしょう。
 
特に大型冷蔵庫は省エネ機能がついたタイプが多いため、省エネ機能がついていない小型の冷蔵庫よりも消費電力を少なくする効果が期待できます。また、真空断熱材や発泡断熱材を使うことで、冷蔵庫を開けたときに外気が流れ込むのを防止することも可能です。
 

工夫することで冷蔵庫の電気代を安く抑えよう

冷蔵庫の中身がいっぱい詰まっている場合と、余裕がある場合ではかかる電気代が異なります。冷蔵庫は冷気の循環が消費電力を抑えるために大切なので、なるべくスペースを空けて空気の流れをよくすることが重要です。
 
また、スペースを空ける以外にも、本記事で紹介したような方法を実践することで冷蔵庫の電気代を抑えられるでしょう。
 

出典

公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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