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街頭配布のポケットティッシュだけで生活したら、月間どれくらいの節約になる?

ファイナンシャルフィールド / 2023年4月8日 0時30分

街頭配布のポケットティッシュだけで生活したら、月間どれくらいの節約になる?

商品の価格は決して高いわけではないものの、ティッシュは日々使うものであるため、こまめに買い直す必要があります。街頭で配布されている無料のポケットティッシュだけで生活したら、月間でどのくらいの節約になるのか知りたいという人も中にはいるのではないでしょうか。   本記事では、2023年3月の価格をもとに、一人暮らしの人が月間にかかるティッシュ代を試算してみます。

ティッシュひと箱の値段は60~250円程度

ティッシュの販売価格は、商品の種類や購入場所などによって異なります。一般的に、ティッシュは薬局やスーパーなどで、150組から200組の5箱セットの形で売られていることが多いでしょう。
 
例えば、大手ドラッグストアのマツモトキヨシのオンラインストアでは、一般的な200組5セットは約350円から440円(税込み)といった価格帯で売られています。デリケートな肌向けのやわらかい素材の商品になると、200組3セットで約750円(税込み)です。
 
大手スーパーのイトーヨーカドーのネット通販では、一般的な200組5セットのティッシュは約310円から440円(税込み)程度の価格帯で販売されており、薬局と大差ありません。これらを目安にすると、200組のティッシュひと箱の値段は、約60円から250円といえるでしょう。
 

ひと月のティッシュ代は使い方や季節などによっても異なる

月間にかかるティッシュ代は、商品価格に加えて、ひと月に何枚のティッシュを消費するのかによっても変わり、そこには体調や季節、性別といった要素も関係します。例えば、同じ人でも風邪を引いているときや、花粉症の時期には使用枚数が増えるでしょう。
 
また、お化粧をする女性の場合はしない男性と比べて、ティッシュの使用量は増えがちです。掃除や衛生面のケアの頻度を考えると、少なくとも1日に10枚ちょっとは使用するという人が多いのではないでしょうか。仮に1日に約13枚使用した場合、ひと月で400枚のティッシュが必要となります。
 
ティッシュの1組とは薄い2枚を重ねたもので200組のティッシュには実際には400枚が入っていますが、都度1枚ずつティッシュをはがして使う人はほぼいないでしょう。
 
1組を1枚とカウントすると、1日に10枚ちょっと使うペースでも、1ヶ月で200組のティッシュが2箱は必要ということになります。費用に換算すると約120~500円となり、これをすべて無料のポケットティッシュで補えた場合には、ひと月でそれだけの節約ができるというわけです。
 

ポケットティッシュで生活する節約効果はさほど高くない

街頭でポケットティッシュをもらって、ティッシュ代をタダにしても、ティッシュの単価がさほど高くない以上は、ひと月の節約効果は数百円程度と決して高くはありません。また、一般的にポケットティッシュは1パック10組前後です。
 
街頭でもらえるのは一人につき1パック程度でしょうから、それだけでひと月分のティッシュをやりくりしようと思うと、何十回ももらいにいかなければなりません。手間ひまや交通費などを考えると、効率が良いとはいえないでしょう。
 

ティッシュ代を節約したいなら他の方法を

ティッシュ代を節約したいなら、ポケットティッシュ以外の方法を選ぶほうがよいでしょう。例えば、ネット通販サイトで大量にまとめ買いをする、安く買えることのある外箱なしのソフトタイプティッシュやスーパーのプライベートブランドの商品を選ぶといったやり方があります。もちろん、日々のティッシュの無駄使いを見直すことも大事です。
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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