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100万円の厚さって何センチ? 重量はどれくらい?

ファイナンシャルフィールド / 2023年4月8日 1時10分

100万円の厚さって何センチ? 重量はどれくらい?

毎月コツコツと貯金をして貯金額が100万円以上になったとします。一般的には、通帳を見て100万円以上あると確認することはあっても、実際に100万円分をまとめて出金して手に持つ機会はそれほど多くないのではないでしょうか。そこで、今回は100万円分をまとめて束にした場合、どのくらいの厚さで、重さはどの程度なのかについて解説します。

100万円の厚さは1万円札100枚の場合で約1センチ

日本のお金を印刷しているのは国立印刷局です。ちなみに、国立印刷局では、お札以外にも官報や旅券(パスポート)、郵便切手、証券なども印刷しています。
 

・お札1枚あたりの厚さは約0.1ミリ

国立印刷局によると、お札の厚さは大体0.1ミリ程度です。ただ、お札は紙であり、使用状況によってはそれより薄くなっている可能性もあります。つまり、100万円の厚さは1万円を100枚として「0.1ミリ×100枚」で、10ミリ(1センチ)です。1000円札であれば「0.1ミリ×1000枚」なので10センチ、5000円札であれば200枚となり、2センチほどになります。
 

・100万円分のお札の重さは100グラムほど

お札1枚あたりの重さは約1グラムです。100万円の重さは1万円100枚の場合で「1グラム×100枚」となり、100グラムほどであることがわかります。これを身近なもので例えると、小さめのじゃがいもの重さと同等です。1000円札であれば「1グラム×1000枚」で1000グラム(1kグラム)、5000円札では「1グラム×200枚」で200グラムになります。
 

昔のお札は今でも使用可能?

もし、100万円をお札で用意しなければならない状況になったとき、通常は1万円札を100枚分というケースが多いのではないでしょうか。ほかの方法であれば、1000円札を1000枚あるいは5000円札を200枚でもよいでしょう。ただ、それ以外にも次のお札を使用できます。
 

・今でも使用可能なお札とは

日本銀行法第46条第2項において「日本銀行が発行する銀行券は、法貨として無制限に通用する」とあります。つまり、過去に発行されたお札を令和5年でも使用することが可能です。
 
例えば、発行自体は終了していますが、明治18年発行の旧壱円券は現状として使用できるお札のなかで最も古いものとなっています。明治時代のものとしては、明治22年発行の改造壱円券も使用可能です。同じく古いお札では昭和時代に発行された壱円券、五円券、拾円券、百円券、五拾円券、五百円券、千円券なども使えます。
 
ちなみに、最も古いお札といわれているのは江戸時代の慶長年間で発行された「山田羽書」と呼ばれる細長いお札で、こちらは伊勢商人たちの間で流通していました。
 

・500円玉で100万円分を用意した場合の重さは約14キログラム

貯金箱で貯金する方法として、500円玉がおつりなどで出たときに貯金箱に入れる500円玉貯金があります。お札がなかったとして、500円玉で100万円分を用意する場合、2000枚が必要です。
 
令和3年以降に発行されている最新の500円玉の厚さが26.5ミリ、重さは7.10グラム。100万円分を高く積んでいくと「26.5ミリ×2000枚」で5万3000ミリ(53メートル)の高さになります。重さは「7.10グラム×2000枚」で1万4200グラム(14.2キログラム)です。
 

100万円の重さは小じゃがいも1個分

100万円分の束は分厚いだろうというイメージがある人は多いかもしれません。しかし、実際の100万円の束の厚さは1センチほど、重さは大体100グラムです。重さは小さめのじゃがいも1個分と同程度であり、片手で持っても軽いと感じる重量であることがわかります。
 
お札ではなく、もし500円玉で100万円分を用意すると高さは約53メートル、重さは14キログラム程度になるため、持ち運ぶ際もある程度の力が必要になるでしょう。
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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