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金はないけど、たくさん飲みたい! 「せんべろ」するなら、どの駅がおすすめ?

ファイナンシャルフィールド / 2023年4月9日 0時30分

金はないけど、たくさん飲みたい! 「せんべろ」するなら、どの駅がおすすめ?

「せんべろ」は、1000円台でお酒2、3杯とおつまみを楽しめる安価な居酒屋のことです。コスパよくさまざまなお酒が楽しめるとあって、お酒好きな方には「せんべろ」愛好家も多いでしょう。   特に多くの人が集まる東京は、「せんべろ」できる飲み屋が軒を連ねています。この記事では、都内で「せんべろ」できる店が集まる駅を紹介します。

「せんべろ」とは?

「せんべろ」とは、大衆向けの居酒屋や立ち飲み屋など、「1000円でべろべろに酔っぱらえる店」を指す言葉です。
 
元々は作家・中島らも氏と編集者・小堀純氏が書いたエッセイ、『“せんべろ”探偵が行く 中島らも酔いどれ紀行』(文藝春秋、2003年10月)で使われ始めた用語でした。現在では、「せんべろ」は1000円から2000円で2、3杯のお酒とおつまみを楽しむことを指してよく使われます。
 

都内で「せんべろ」できる駅3カ所を紹介

ここからは、都内で「せんべろ」を楽しむのにおすすめの駅を3つ紹介します。
 

・新橋駅:仕事帰りのせんべろにおすすめ

東京屈指のオフィス街といわれる新橋駅は、仕事を終えたサラリーマン向けの居酒屋が多く立ち並ぶ街です。そのため、「せんべろ」を楽しめる店も都内屈指の数を誇ります。
 
特に焼き鳥店などは、串1本を100円以下で提供している店舗も多いため、コスパよくおつまみを楽しめるでしょう。中には、30分の飲み放題を500円以内で利用できるお店もあるので、平日の仕事帰りに短時間でたくさん飲みたいという方にぴったりです。
 
「せんべろセット」として、1000円台でアルコール数杯と小皿料理を提供する店舗もあり、「せんべろ」初心者の方にもおすすめの駅です。
 

・京成立石駅:モツ焼きが好きな方におすすめ

京成立石駅は「せんべろ」を楽しめる飲み屋が密集しており、「せんべろの聖地」ともいわれています。もともとセルロイド工場や荒川河川敷工事現場の労働者が多く集まる街だったため、大衆向けの居酒屋が集まり、「呑んべ横丁」と呼ばれる飲み屋街が発展しました。
 
京成立石駅には特にモツ焼きの店が有名で、全国からホルモン愛好家が多く訪れています。
 
また、飲酒できるスペースがあるスーパーもあり、コロッケなどの豊富なお総菜とともに安くお酒が楽しめます。京成立石駅では再開発が進んでいるので、昔ながらの居酒屋街の景色を楽しみたい方は今のうちに訪れることをおすすめします。
 

・浅草駅:昔ながらの街並みを楽しんで飲みたい方におすすめ

浅草駅近く、浅草寺の西側には「ホッピー通り」と呼ばれる飲み屋街があります。
 
ホッピーとは、低アルコールのビール風飲料です。昔ビールが高価だった時代には安価なホッピーが代わりによく飲まれていたので、通りの名称の由来になりました。ホッピー通りには「ホッピー」と書かれた提灯がたくさんぶら下がっており、東京の下町風情を楽しみながらせんべろを楽しめます。
 
ホッピー通りでは、別名「煮込み通り」と呼ばれるほど牛すじの煮込み料理が有名です。こってりした醤油味の煮込みと、さっぱりしたホッピーの組み合わせが特に人気を誇っています。
 
また、近隣の上野エリアでもアメ横商店街などは「せんべろ」できるお店が集まるスポットです。昼頃ホッピー通りで飲み始め、夕方にはアメ横ではしご酒をする、というのもおすすめのプランです。
 

「せんべろ」を楽しむならオフィス街や工場地域の飲み屋街を狙おう

1000円台でお酒とおつまみを楽しめる「せんべろ」ができるお店は、新橋駅、京成立石駅、浅草駅に特に密集しています。
 
これらの駅の共通点としては、オフィスや工場が集まる街であることが挙げられます。蒲田や北千住といった中小工場が多く立ち並ぶ街でも「せんべろ」街は発展しているので、ぜひ都内の様々なスポットで「せんべろ」を楽しんでみてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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