英語力と収入のリアルな関係｜40代・50代になってからでも遅くない！英語学習のコツとは？

40代・50代の収入と英語力には驚くべき関係があることをご存じでしょうか。英語力の高さは、年収やキャリアに大きな影響を与えることが調査で明らかになっています。では、大人になってからでも、英語学習は間に合うのでしょうか。   今回は、40代・50代になってからのほうが英語を早くマスターできる理由と、効果的な学習方法をご紹介します。

英語力による50代男性の年収差は1.5倍!?

ヒューマングローバルタレント株式会社が展開する求人情報サイト「Daijob.com」のデータを基に、2021年10月～2022年9月に行った調査によると、英語力がビジネスレベル以上の50代男性は、国税庁の調査結果と比べて、平均年収が1.5倍多かったとのこと。
女性に関しては、40代の場合で1.9倍、50代で2.2倍という結果になりました。
昨年度の調査と比較すると、さらに年収差は広がっていて、英語力が年収やキャリアに大きな影響を与えることが分かりました。
 
ここでいう英語力とは、ビジネス会話レベルのことです。
当調査では、TOEIC L＆R TESTで475～730点が日常会話レベル、735点以上でビジネス会話レベルと定義しています。
 

40代・50代で英語のリスキリングはできるのか？

実は、40代・50代になってからのほうが、10代・20代よりも英語を早くマスターできるといわれています。
もちろん、記憶力の衰えや、勉強時間の確保が難しいなどの課題はあります。
しかし、英語学習においては、若さよりも目的意識が大切です。
 
40代・50代になって英語学習をする方には、高い目的意識があると考えられます。
これに加えて社会経験があり、分からない単語が出てきても「類推」するスキルが身に付いているのは大きなアドバンテージです。
 

忙しい40代・50代は、どうやって英語学習をすればよいか

年齢を重ねたら、学生時代のように丸暗記をしたり、長時間勉強したりする必要はありません。
大切なのは、短時間でも毎日英語に触れることです。
 
英会話学校に通ったり海外留学をしたりする余裕はなくても、近年では、オンラインで英語レッスンを気軽に受けられる時代になりました。
「DMM英会話」「ネイティブキャンプ」「レアジョブ英会話」などでは、短時間のレッスンを毎日受講しても、月額1万円もしないコースが用意されています。
 
英語力の強化がすぐにでも必要な方は、短期集中の英語パーソナルジムを利用するとよいでしょう。
「ENGLISH COMPANY」「トライズ」など、3ヶ月または1年と期限を設定して、確実に英語力を上げていくプログラムがあります。
費用目安は、例えば「ENGLISH COMPANY」の場合、少人数のセミパーソナルコースからマンツーマンのパーソナルトレーニングコースがあり、受講料は23万～68万円ほどです。
 

人生100年時代！ 英語力アップで新たな人生を切り開こう！

人生100年時代といわれる昨今、英語から逃げて過ごすのはもったいないことです。
定年後も仕事を続ける方は増えており、英語力を生かせば、幅広い職種・ボランティアに挑戦できます。
仕事だけでなく、旅行でも英語力は重要です。
英語ができるかできないかで、海外旅行の満足度・充実度にも大きな影響を与えるでしょう。
 
40代・50代でも、毎月1万円以下の投資で、英語力をアップさせられます。
必要に迫られている場合は、高額ではあっても返金保証制度のある英語パーソナルジムを活用し、短期集中で確実に英語力をアップさせるのはいかがでしょうか。
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部