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定年退職後でも「クレジットカード」の新規作成は可能? 今までのカードは継続利用できる?

ファイナンシャルフィールド / 2023年4月11日 2時30分

定年退職後でも「クレジットカード」の新規作成は可能? 今までのカードは継続利用できる?

「定年退職をしたらクレジットカードを持てなくなるのではないか」と思っている人も多いのではないでしょうか。たしかに、退職したことや高齢であることから、会社員よりも収入が少ない人も多いかもしれません。   しかし、定年退職を理由にカードの更新を断られたり新規作成ができなかったりする可能性は低いです。今回は、定年退職後のクレジットカードの取り扱いについて解説します。

クレジットカードの継続は可能

定年退職後も現役時代に作成したクレジットカードの継続利用は可能です。例えば、現役時代にゴールドカードなどの上位カードを利用していた場合であっても、基本的には継続利用が可能です。
 
ただし、定年退職をしてその後働く予定がない場合や、定年退職後に他の企業へ再就職した場合などは、カード会社へ申告しなければいけません。申告内容次第では、カードの利用停止やグレードダウンなどもあり得るでしょう。これは、カード会社の判断によって異なるため一概には言えません。

【注意】

退職や転職をした場合は、カード会員規約によってその情報を申告する義務があります。万が一、申告漏れがあった場合は、カードの利用停止や強制解約といった措置を取られてしまう可能性があるため注意してください。

 

安定した収入があれば新規作成も可能

定年退職をしたあとにクレジットカードを新規作成することもできます。ただし、クレジットカード会社の利用条件を満たしている必要があります。
 
例えば「安定した収入があること」といった条件がある場合、働いて収入がある人や年金を受給している人でなければ申込ができません。
 
年金の受給開始年齢は原則65歳ですが、定年退職は多くの企業で60歳です。そのため、この5年間の間に収入がなければ、クレジットカードの作成が難しい可能性があります。ただ、実際に審査を行うのはカード会社であるため、潤沢な資産があり「返済能力がある」と判断されれば、作成できる可能性はあるでしょう。
 

クレジットカードの作成が難しい場合は代替カードを利用

クレジットカードの審査や更新は、「安定した収入」がなければ難しい場合があります。もし、定年退職を理由にクレジットカードを使えなくなってしまった場合は、以下の代替方法を検討してみてはどうでしょうか。

・デビットカード
・プリペイドカード

デビットカードの場合は銀行口座内にお金が入っていることを条件に、その範囲内で通常のカードと同じように決済ができるサービスです。プリペイドカードは、自分でチャージをして通常のカードと同じように決済ができます。
 
いずれも、クレジットカードと同じように利用できるため、検討してみてはいかがでしょうか。
 

まとめ

クレジットカードの更新や審査は、会員に安定した収入があるのはもちろんのこと、過去の取引履歴(信用情報)も重要です。これまでに一切の遅延がないような場合は、退職した場合であってもこれまで通りカードが更新される可能性が高いでしょう。
 
万が一、クレジットカードの新規発行や更新が難しければ、その他の方法で代替することもできます。検討してみてはどうでしょうか。
 
※ 2023/4/11 記事を一部、修正いたしました。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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