【若年層も注目】老後資金を確保する方法3選を解説!
ファイナンシャルフィールド / 2023年4月11日 9時30分
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若いときから老後のことを考え、資金を貯蓄していこうと考えている方もいるしょう。コツコツと貯金できるタイプなら問題はないものの、中には貯金が苦手で、一向に貯まらないという方もいます。 ここでは、若年層におすすめの「老後資金確保」の方法3選を解説します。貯蓄が苦手な方でも始められる方法をお教えしましょう。
老後資金の確保方法3選
年金額は状況に応じて上下するため、満足のいく額を受け取れない可能性もあります。万が一に備えて資産を作っておけば、老後も安心して暮らせるでしょう。
では早速、1つずつ解説します。
(1)誰でも始めやすい積立定期預金
毎月自動的に引き落とされる金額を貯蓄できる積立定期預金は、誰でも始めやすい方法だといえます。貯金をしたいけれど、預金口座から貯蓄口座に移すことが面倒、生活費を中心に考えてしまって貯蓄が後回しになってしまう、という方におすすめです。
40歳から毎月5000円を貯金していけば、定年を迎える60歳には120万円貯まります。貯金をスタートした時期が遅い場合は、できるだけ多めに貯蓄するようにしてください。50歳から貯金を始めたとしても、毎月2万円を引き落とせば10年で240万円の貯蓄となります。
給与が支払われる口座を指定しておけば、毎月そちらから自動的に引き落とされるため、お金を移す手間もありません。コツコツお金を貯めていきたい方にぴったりの方法です。
(2)個人で運用していくiDeCo(イデコ)
iDeCoは、個人で運用商品を選び、掛け金を支払うタイプの老後資金確保方法です。会社員や自営業者といった収入のある方だけでなく、専業主婦(夫)も利用できます。運用によって発生した利益は、60歳以降に受け取れます。
掛け金の最低金額は5000円となっているため、誰でも始めやすいといえるでしょう。上限額は人によって異なるため、収入に合わせて金額を決めてください。
選ぶ金融商品によって発生する利益が異なるため、商品選定を慎重に行うことが大切です。支払った掛け金は全額所得控除として計上できます。老後資産を形成しながら節税対策も行える便利な方法です。
(3)いつでも利益を受け取れるNISA
いつでも利益を受け取ることができ、利益には非課税期間が設定されているNISAも、資金確保の方法としておすすめです。NISA口座内の資金を使って金融商品を購入し、発生した利益を受け取れます。発生した利益はNISAであれば5年間、つみたてNISAは20年間、課税されません。
金融商品の購入によって発生した利益を受け取る点は、iDeCoと同じです。2つにはいくつかの違いがあり、図表1のようになっています。
【図表1】
NISA | iDeCo | |
---|---|---|
目的 | まとまった資金の確保 | 老後資産の形成 |
利用可能者 | 日本国内に居住する満20歳以上 | 国民年金の被保険者 |
非課税枠 | 運用益の40~120万円 | 確定拠出年金内の運用商品で得た運用益 |
払い出し制限 | なし | 60歳以降 |
出典:金融庁 NISAとは?、iDeCo公式サイト iDeCo(イデコ)の特徴 を基に作成
NISAはiDeCoのように、老後資金の形成を目的とするものではありません。結婚式や子どもの学費など、まとまった資金が必要なときに備えて運用していくものです。
なお、2024年から内容が変わり、非課税保有期間は無期限化されます。
また、iDeCoもNISAも、株式や投資信託等を活用した制度のため、元本割れのリスクがあることは、あらかじめ理解しておきましょう。
上手な貯蓄・運用で老後資金を確保
少子高齢化に伴い、将来の年金制度に不安を感じている人も多いでしょう。もらえる額が少ないことを危惧して、若いときから老後資金を形成したいと考える人も増えています。
誰でもすぐに始められるのが積立定期預金です。所有している口座の銀行に相談すれば案内してもらえるため、給与から自動振り替えを申し込んでおくことがおすすめです。
投資した金額に加えて、利益もプラスしたい方は、iDeCoやNISAを利用してください。選んだ金融商品で発生した利益を受け取れるため、まとまった資金を確保できます。また、NISAは2024年から内容が変更されるため、変更後の内容に合わせて選択することがおすすめです。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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