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「リスク=危険性」の認識は失敗のもと? 成功者はみんな知っている、資産運用のリスクのと向き合い方

ファイナンシャルフィールド / 2023年4月15日 11時0分

「リスク=危険性」の認識は失敗のもと? 成功者はみんな知っている、資産運用のリスクのと向き合い方

リスクがあるから怖いと考えられがちな資産運用。しかし、資産運用のリスクは「大きな損失」や「危険性」のことではありません。そのため間違った認識をしていると、失敗につながってしまいます。   そこで本記事では、資産運用におけるリスクとはどういったことなのかを詳しく解説します。リスクの許容度についても紹介するので、この機会にぜひ理解を深めてみてください。

資産運用におけるリスクとは?

資産運用におけるリスクとは「可能性」のことを指します。よく勘違いされる「大きな損失」に関するリスクは、その分「大きな利益」の可能性も持ち合わせていることを忘れてはいけません。
 
リスクとは危険性のことではなく、上がる可能性も下がる可能性も含めたものであることを覚えてきましょう。
 

「リスク=危険性」の認識は失敗につながる

資産運用における「リスク」と「リターン」はイコールです。リスクが大きければ大きいほどリターンも大きくなり、リスクが小さければその分リターンも小さくなります。つまり、リスクが怖いからといってリスクが限りなく小さい投資先で運用すれば、その分リターンも大して期待できないということになります。
 
リスクは、価格が下がる・投資先の信用度合いが低い・売買できる量が少ないなどのマイナス面だけでなく、その分上がる可能性も含めた「幅」を指します。ただ単に、「リスクが高いから危険だ」と考えてしまうと、その分上がる可能性を逃してしまい、結果として資産運用の失敗につながるので気を付けましょう。
 

リスクの許容度はどれくらいがベスト?

リスクの許容度は人によって異なりますが、運用する期間や目的に合わせて考えてみてください。
 

20年以上の運用が可能な場合

20年以上運用できる資産であれば、5%以上のハイリスクな投資先に積み立て投資するのがおすすめです。例えば、20代・30代の人が老後のための資金をコツコツ貯める場合などが該当します。
 
積み立て投資は複利効果を利用しながら運用していきます。運用期間が長ければ長いほど、複利効果の恩恵を受けられるため、長い期間の運用がおすすめです。
 
また、購入時期を分散することによって、購入単価を平均化させることもできます。途中価格が下がってしまっても、全体の平均購入単価を下げられるので焦る必要はありません。
 
毎月同じ金額を積み立てていくため、価格が下がったときには、口数を多く買えるチャンスにもなります。売却するときには「単価✕口数」で評価額が決まるため、口数が多いほど評価額も高くなりやすいです。
 

預金よりは増やしたいと考える場合

預金よりは増やしたいけど、大きく増えることは望まないという場合は、2%程度のローリスクの投資先がおすすめです。投資先としては、債券の配分が大きい投資信託や、外国債券に直接投資することなどが挙げられます。
 
日本の債券は預金より金利が取れますが、国債は0.05%で、その他の債券もあまり高い金利は期待できないため、おすすめできません。
 
一方で、アメリカの国債であれば3%以上の金利が取れます。為替リスクはありますが、金利の高い外国債券を取り入れて、効率よく運用していきましょう。
 

まとめ

今回は資産運用におけるリスクについて解説しました。
 
間違ったリスクの捉え方をしていると、本来は得られるはずの投資のチャンスを逃してしまいます。正しい知識を持って、資産運用に向き合いましょう。
 

出典

金融庁 投資の基本
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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