【名探偵コナン】安室透の「マツダ・RX-7」の値段はいくら？「廃車」になってしまったの？

名探偵コナンの登場人物は個性派ぞろいですが、その中でも格別の存在感を放っている安室透。ファンの中には、作中で安室透が乗っている白いスポーツカーが気になるという人もいるのではないでしょうか。安室透の愛車はマツダの「RX-7」です。   この記事では、RX-7はどのような車なのか、また価格はどのくらいなのかについて解説します。

名探偵コナンに出てくる「安室透」とは？

安室透は、青山剛昌の漫画「名探偵コナン」の主要キャラクターの1人で、金髪と褐色の肌が特徴の若い男性です。安室透としての表の顔は、毛利小五郎の事務所下にある喫茶「ポアロ」のアルバイト店員兼、私立探偵です。
 
黒ずくめの組織でも「バーボン」のコードネームで活動していますが、本職は公安警察官（降谷零）で、全国の公安警察を操る警察庁の秘密組織・通称「ゼロ」に所属しています。劇場版 名探偵コナン「ゼロの執行人」では、キーパーソンとして、コナンと共に大活躍しました。
 

マツダのRX-7とはどんな車？

安室透の愛車は、マツダの「RX-7」（色は白）です。RX-7は、自動車メーカーのマツダが、かつて開発・製造していたスポーツカーです。ロータリーエンジンを搭載した独自の技術とデザイン性の高さが注目され、国内のみならず世界中のスポーツカーファンから愛された名車です。RX-7は2度フルモデルチェンジをしており、安室透の愛車はその特徴的な見た目から、3代目RX-7（FD）だと思われます。
 
3代目RX-7は、1991年から2002年まで生産されていました。よく見ると、安室透が乗っているRX-7のマークは現行マツダ車のものではなく、当時の販売チャネルであった「アンフィニ」のマークになっており、細部にもこだわった設定となっています。
 

「マツダ・RX-7」の値段はどのくらい？

マツダの公式サイトに掲載されているニュースリリースは2007年以降のものですので、当時の販売価格をオフィシャルから調べることはできません。RX-7の販売価格はグレードやモデルによって異なりますが、大手中古車検索サイトの「カーセンサー」の情報によると、3代目RX-7は当時、約300～420万円の価格帯で販売されていました。
 
RX-7は2002年に生産終了となっていますので、手に入れようと思うと中古を探すしかありません。RX-7は今でもスポーツカーファンに人気が高く、その希少性の高さから、中古車市場において、20年以上前に生産を終了した車とは思えないほどの高値で取り引きされています。
 
カーセンサーでの、2023年4月9日時点のRX-7の平均価格は約477万円でした。安室透の愛車と同じ白で絞って検索してみると34台が該当しました。中古のRX-7の価格は、グレードやモデル、装備、車種の状態、オーナー歴などによって大きく異なります。
 
走行距離が14～16.5万キロ程度のものでも約400万円、走行距離が数万キロ程度で状態が良いものならば、600万円台後半になります。グーネットでは、走行距離5.2万キロで、約780万円もの値段がついているものがありました。まさに新車の外車が買える値段であり、RX-7がどれだけ人気の高い車種であるか、分かっていただけるでしょう。
 

劇場版名探偵コナン「ゼロの執行人」ではRX-7は廃車に？

「ゼロの執行人」では、RX-7を犠牲にしてミッションをクリアしており、安室透の愛車は廃車になったかと思われました。しかし、安室の声優役を務めている古谷徹さんが「ゼロの執行人」の打ち上げパーティーに参加した際に、興味深いツイートをしています。
 
内容を一部抜粋すると、「あんなに痛ましい姿だったのにもう完璧に修理されていた」と、ピカピカのRX-7の画像をアップしていますので、特別な技術で修理されたのかもしれません。
 

出典

読売テレビ 名探偵コナン キャラクター 安室透
マツダ株式会社 マツダの名車たち RX-7（1978年～） 第3章：開発の軌跡 FD／13B Rotary［1991～］
マツダ株式会社 ニュースリリース マツダ、「RX-7」のサービスパーツの再供給を開始
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー