削るなら「固定費」がラクだというけれど何をどう減らす?
ファイナンシャルフィールド / 2023年4月18日 2時40分
家計を見直す際、ポイントになるといわれているのが「固定費の削減」です。固定費を削ることによって、家計のやりくりが改善する可能性が高まります。ただ、なぜ固定費を見直す必要があるのか、またどう削ればいいのか、疑問をもつ人もいるのではないでしょうか。 そこで、本記事では家計の見直しのときに固定費を削減する理由や、固定費を削るためのポイントを紹介します。
そもそも家計の見直しで、なぜ固定費を削る必要があるの? その理由は?
そもそも、なぜ節約のために固定費を削る必要があるのでしょうか。その理由は、固定費を削ることによって、持続的な家計の改善を見込めるためです。前提として、家計の支出には「固定費」「変動費」の2種類があります。固定費とは、定期的かつ確実にかかる費用のことです。具体的には、住宅費などが該当します。
一方、変動費とは日常のなかでの行動や選択によって変動する費用です。具体的には、レジャー費などが挙げられます。このうち、毎月確実に発生する固定費を減らすことで、その後も継続的に節約することができるのです。
例えば、レジャー費は出掛けるたびに支出を意識して悩むことになるでしょう。一方、住宅費は一度見直せば継続的に節約できます。いわゆる「節約の自動化」を見込め、手間を省き効率的に家計を改善できることがメリットです。
固定費には何があり、どこを見直せばよい? 主な種類と節約方法
節約のために見直すべき主な固定費には「住居費」「光熱費」「保険料」「通信費」などが挙げられます。これらの固定費をどのように見直すべきか、それぞれのポイントを見ていきましょう。
・住居費
住居費は家計のなかでも大きな割合を占めており、見直すとかなりの節約効果を見込めます。賃貸の場合、現在よりも安い家賃の住居に引っ越しをする方法があります。例えば、駅から遠い物件や築年数が古い物件は家賃が安い傾向です。
持ち家の場合は、住宅ローンを抑える手があります。例えば、住宅ローンの繰り上げ返済や金利の低いものへの借り換えを検討するとよいでしょう。ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談してみることもおすすめです。
・光熱費
光熱費は、契約の見直しによって削減できます。まず試したいのが、契約プランの見直しです。契約中の電力会社のホームページなどを見て、適切なプランを選択しているか確認しましょう。ライフスタイルや使用量に合う契約プランに変えることで、節約につながる場合があります。
また、電力会社の乗り換えも一案です。電気とガスのセット契約をすると料金が割安になるケースもあるため、ライフスタイルを踏まえて見直してみましょう。
・保険料
万が一の事故や病気に備えて、保険に加入している人も多いです。ただ、保険は一度契約したあとにそのまま変更せず放置している人も多くいます。ライフステージによって、必要な保険は変わってきます。定期的に自分に必要な保険は何か洗い出し、契約中の内容を見直してみましょう。複数の保険に入っている場合は、重複する内容がないかチェックすることも重要です。
・通信費
現代社会において、スマホなどの通信ツールは欠かせないものといえます。これらにかかる通信費は、料金プランを見直すことで削減できる可能性があります。例えば、大手キャリアでスマホを契約している場合、格安SIMなどに乗り換えるのも一案です。
また、自宅にインターネット回線を引いている場合、スマホとまとめて契約することで割引になるプランもあります。契約更新などのタイミングで見直しをしてみるとよいでしょう。
毎月かかる固定費を見直して効率的に支出を減らそう
毎月かかる固定費を見直すことによって、継続的に節約できる仕組みをつくれます。一度見直すとその後もストレスを感じず自動的に節約できることがメリットです。具体的に住居費・光熱費・保険料・通信費などの固定費を見直すことで、大きな節約につなげられます。自身の固定費の内訳をチェックし、効率的に支出を削減していきましょう。
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
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