猫に保険は必要なの?保険選びのポイントとは?
ファイナンシャルフィールド / 2023年4月18日 10時40分
ペットとして猫を飼うことになったら、ペット保険に加入することも検討しましょう。 本記事では、猫のためのペット保険に加入する必要性について、解説します。猫に合ったペット保険を選ぶためのポイントについても、併せて紹介していきます。
ペット保険に加入する必要性
人間には公的な医療保険制度があるため、病気やけがをして、病院で診察・治療を受けた場合、加入している保険が定めた負担割合分の医療費のみを支払うことになります。
一方、ペットには公的な医療保険制度がありません。病気やけがで動物病院にかかった場合、医療費はすべて飼い主の負担です。猫も人間と同様に、体調を崩すことやけがをすることもあります。思わぬけがや病気にかかると、通院や入院が長引くこともあるでしょう。自己負担で支払い続けると医療費がかさみ、家計を圧迫しかねません。
人間と同じく、猫も高齢化が進んでおり、平均寿命は、2021年の調査で15.66歳となりました。これは、2010年の調査と比べると1.3歳も高い年齢です。外に出ない猫の場合だと、その平均寿命は16.22歳で、さらに高齢となっています。
ペットも高齢になってくると、病気にかかりやすく、重症になることも少なくありません。入院や手術を伴う場合は、高額な費用がかかることも珍しくないでしょう。ペット保険に加入することによって、その医療費を抑えることができるのです。
猫のペット保険を選ぶためのポイント
現在、多くの保険会社から、ペットのための保険商品が販売されています。ペット保険への加入を検討していて、商品選びに迷ってしまったときのために、適切な保険商品を選ぶポイントについて紹介していきます。
加入可能年齢で選ぶ
ペット保険も人間の保険と同じように、年齢によって制限が設けられています。ペットの年齢によっては、加入ができないこともあります。また、加入ができても、高齢の場合は保険料が高くなります。
補償される治療内容や治療形態で選ぶ
ペット保険の中には、通院・入院・手術がすべてカバーされるフルカバータイプと、通院のみ、入院のみなど、補償内容が限定されているタイプがあります。補償内容限定タイプのほうが、保険料は抑えることができます。
補償される治療内容や治療形態で選ぶ
保険で補償されている内容でも、保険が適用となる日額や回数、支払保険金が制限されているタイプもあります。1年間の合計金額に制限があるタイプや、治療形態ごとに制限がかかっている商品などもあります。
補償内容や支払金に制限がある保険商品は、保険料が安くなる傾向にありますが、長期間の通院や入院をした場合は、ペット保険に入っていても、自己負担の金額は増えます。
補償割合で選ぶ
補償割合で、ペット保険を選ぶという方法もあります。補償割合とは、医療費のうち、保険で支払われる割合を数字で示したものです。
多くのペット保険には補償割合が設定されており、50パーセント、70パーセント、90パーセント、100パーセントと、それぞれ割合が異なります。補償のパーセンテージが高ければ、医療費の自己負担分が減りますが、保険料は高くなる傾向にあります。
免責金額で選ぶ
免責金額とは、保険会社が保険金を支払わなくてもよい金額のことです。決められた金額以下の場合には、病気やけがで治療費がかかっても保険の適用にはならず、高額の治療費がかかった場合には保険が適用されます。
免責金額がある保険商品は、少額の医療費は自己負担になるものの、長期の入院や手術に備えられて、保険料も抑えられるというメリットがあります。
保険料の割引で選ぶ
複数のペットを飼っている場合に適用される多頭飼い割引、インターネットから申し込むことによるウェブ割引、マイクロチップを装着しているペットを対象としたマイクロチップ割引、年間保険金の請求がない場合の無事故割引など、割引の内容で保険を選ぶこともできます。
猫に合わせたペット保険選びをしましょう
ペット保険は、現在、さまざまな保険会社から多種多様な商品が販売されています。猫を飼うことになったら、人間と違って公的な制度がないため、ペット保険に加入することで、自己負担額を抑えることができます。
猫がかかりやすい病気やけがを把握して、猫の年齢や、自身の飼育環境に合ったペット保険を選ぶようにしましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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