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安くなるならお金があるうちに年金保険料を一括で納めたい! どのくらい先まで納付可能? 手続きはどうすればいい?

ファイナンシャルフィールド / 2023年4月18日 8時50分

安くなるならお金があるうちに年金保険料を一括で納めたい! どのくらい先まで納付可能? 手続きはどうすればいい?

令和5年度の1ヶ月当たりの国民年金保険料は1万6520円です。この毎月の保険料を少しでも安く抑えたいという人も多いのではないでしょうか?   そのような人におすすめなのが、国民年金保険料の「前納制度」です。そこで本記事では、   ・どのくらい先まで納付することができるのか ・前納するための手続きはどうすればいいのか   を解説します。

どのくらい先まで納付することが可能か?

前納とは、一定期間の国民年金保険料を前払いすることをいいます。前納制度を利用することで、1ヶ月当たりの保険料を安く済ませることが可能です。前納は最大で2年先までできます。2年前納を行うと、保険料の支払額と割引額は以下のようになります。

・納付書・クレジットカード払い…38万7170円
割引額:1万4830円
 
・口座振替…38万5900円
割引額:1万6100円

なお、この支払額と割引額は令和5年度の場合となります。
 

2年前納の手続き方法とは?

2年前納の手続き方法は、支払い方によって違うので注意しましょう。
 
まず、口座振替の場合、金融機関の窓口、または年金事務所に「国民年金保険料口座振替納付(変更)申出書兼国民年金保険料口座振替依頼書」を提出します。期限は毎年2月末までです。
 
クレジットカードの場合、年金事務所に「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」を提出します。期限は毎年2月末までです。
 
現金の場合、年金事務所に「 国民年金保険料2年前納納付書発行事前受付申出書(兼納付書作成処理票)」を提出します。すると、4月以降に年金事務所から納付書が送られてくるので、その納付書を使って保険料を納めましょう。
 
申出書の提出は原則3月末までですが、4月も受け付けています。ただし、支払いは4月末までに行わなくてはなりません。
 

1年前納と6ヶ月前納とは?

2年前納以外にも「1年前納」と「6ヶ月前納」があります。それぞれの保険料の支払額と割引額は以下のようになります。

【1年前納】
・納付書・クレジットカード払い…19万4720円
割引額:3520円
 
・口座振替…19万4090円
割引額:4150円
 
【6ヶ月前納】
・納付書・クレジットカード払い…9万8310円
割引額:810円
 
・口座振替…9万7990円
割引額: 1130円

このほか、「早割」と呼ばれる「当月末振替」もあります。早割は口座振替のみの対応ですが、1ヶ月当たりの保険料は1万6470円になり、割引額は1ヶ月当たり50円となります。
 
通常の口座振替は「翌月末日の振替」となり、例えば、4月分は5月末日、5月分は6月末日に振り替えられることになります。しかし早割の場合は、「当月末日の振替」です。例えば、4月分は4月末日、5月分は5月末日に振り替えられます。
 
ただし、申し込み後最初の月のみ、翌月の振替となり、4月に早割を申し込んだ場合、5月末日に4月分と5月分が振り替えられます。この場合、4月分の割引はありませんが、5月分は割引があります。
 

前納制度を利用してお得に保険料を納めよう

年金の保険料は2年先まで納付することが可能です。前納すれば、保険料を安くすることができます。ただし、年金事務所で手続きをする必要があります。また、手続きの期限があるため、注意しましょう。
 
1ヶ月当たりの保険料を安くするためにも、手元にまとまったお金があるのであれば、前納を検討してみてください。
 

出典

日本年金機構 国民年金保険料の前納
日本年金機構 国民年金保険料の「2年前納」制度
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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