6~7割の人が年収アップに取り組んでいる!? どうやって年収アップを目指してる?
ファイナンシャルフィールド / 2023年4月18日 10時30分
近年の経済状況の変化に対応するために、働く人の多くが年収アップに取り組んでいます。実際に、6~7割の人が年収アップに取り組んでいるというデータもあるようです。 年収を上げるためにはさまざまなアプローチが考えられます。この記事では、多くの人がどのような方法で年収アップを目指しているのかについて、具体的な取り組みをあわせて紹介していきます。
アンケート結果に見る年収アップへの取り組み
年収アップに向けての取り組みについて、株式会社スタジオテイルが2023年2月に実施した調査「現在の年収への満足度と年収アップへの取り組みについて」(調査対象:会社に勤務している20~50代400名)によると、年収アップに向けて何らかの「取り組みをしている」と答えている人は74%と、非常に高い割合を占めています。
年齢別にみると、20代から40代では7割以上が年収アップに興味があると答えており、比較的若い世代のほうが積極的といえそうです。
また世帯年収別でみると、年収アップに向けた取り組みが最も高い割合を示したのは世帯年収「400万~500万円」となっています。とはいえ、年収1000万円を超える世帯であっても、7割近い人たちが年収アップに意識的に取り組んでいることから、世帯年収にかかわらず、年収アップには多くの人が興味を持っていることが分かります。
なお、年収アップの具体的な取り組みとしては「複業」が最も多く53%です。それに続くのが「資格の取得」で38%、「スキルアップ」は31%になっています。
これらは自らの能力を高める方向での取り組みといえますが、一方で、自分が所属する組織内での取り組みを行っている人も少なくありません。例えば、「昇進昇格への働きかけ」が18%、「個人成績を伸ばす」が15%、「上司との関係構築」の6%などがあります。
年収アップのためのアプローチの具体例
年収アップを目指すには、さまざまな方法があります。ここでは、調査結果から分かった上位3つの取組みについて、いくつかの具体例を紹介してみましょう。
複業・兼業
複業や兼業は、本業以外の収入をもたらすため、年収アップに貢献します。ある組織に属しながら、さらに自分のスキルを活かしたフリーランスやコンサルタント業、投資や不動産業など、さまざまな分野で複業・兼業を行っている人が増えてきています。
資格取得
多くの人が資格取得によってスキルアップを図り、年収アップをねらっています。例えば、IT関連の資格や語学試験など、自分の専門分野に関連した資格を取得することで、所属する組織の内外で人材としての魅力や競争力を高めることができます。
スキルアップ・自己投資
自分のスキルを向上させるために継続的に学び、自己投資を行うことが重要です。オンライン講座や書籍、セミナーなどを活用して知識を深め、専門性を高めることで、年収アップにつながる可能性があります。
年収アップを考えるには目標設定と計画立案から始めよう
ここで紹介したように、年収アップを目指す方法はさまざまです。複業や資格取得、スキルアップなど、自分が今置かれている環境と才能に合った取り組みを見つけてチャレンジすることが基本のようです。
いずれにせよ、計画的に取り組む必要があります。まずは、具体的な目標設定と計画立案を行い、継続的に取り組むことで、年収アップを実現していきましょう。
出典
株式会社スタジオテイル 現在の年収への満足度と年収アップへの取り組みについて
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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