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あなたも農家になれるかも!?農家の開業資金はいくら?

ファイナンシャルフィールド / 2023年4月20日 1時30分

あなたも農家になれるかも!?農家の開業資金はいくら?

農業に挑戦してみたいけれど、実際に農家を開業するとなると、必要な資金はどのくらいになるのでしょうか。   今回は、農業の開業に必要な資金の紹介に加え、利用できる補助金についても紹介していきます。

農家開業に必要な資金

ひとくちに農業といっても、果樹園や水田、野菜畑など、さまざまな種類が存在します。しかし、いずれの場合も、土地と重機が必要という共通点があり、開業資金に大きな差はありません。どの場合であっても、500万円から600万円前後の資金が必要となり、扱うものによっては1000万円近い金額が必要です。
 
農業を開業するにあたって、必要なものもしっかりチェックしておきましょう。
 

平均は500万円前後

水稲を目的とした場合、土地に加えて重機も用意するとなると、600万円超の金額が必要になります。果樹を育てるのなら510万円程度、施設野菜も530万円程度なので、水稲が少し高額な印象です。
 
もちろん施設の規模は、栽培する品種によっても大きく変わってきますので、同じ規模であっても、さらに高額になったり、安くなったりする場合もあります。農業の開業には、500万円近い資金が必要であると考えておきましょう。
 
これらは、栽培する農地を購入する以外にも、重機や施設への投資にも必要になる金額です。栽培するものが難しいものなら、さらに費用がかかりますので、簡単にはいきません。
 
しかし、こうした農業を開業するにあたって、利用できる補助金は数多く存在します。実際に農業を開業しようと検討している方は、地方自治体などの補助制度をチェックするとよいでしょう。
 

利用できる補助金について

農家を開業するにあたって必要な金額は、平均で500万円程度と、決して安い金額ではありません。当然ですが、設備投資にお金をかければ、軽く1000万円を超える金額が必要になります。
 
ここでは、農業開業にあたって利用できる、補助金についてご紹介します。
 

強い農業・担い手づくり総合支援交付金

強い農業・担い手づくり総合支援交付金は、重機の導入や生産事業のモデルを育成する補助制度です。規模の大きな農業で、農業の発展を図る人たちに、最大で7200万円の補助が可能です。
 

産地生産基盤パワーアップ事業

農業で収益力をさらにアップさせたいと考えている、団体向けの支援制度です。新市場の獲得や収益性向上、生産基盤の強化が対象となっているので、これから新市場の獲得を目指して、農業を開業する方も利用できます。農業が軌道に乗り、生産基盤をパワーアップさせたいときにも利用できますので、覚えておいて損はないでしょう。
 

ものづくり補助金

ものづくり補助金は、新商品や新サービスの開発、生産性の向上を支援する制度となっており、農業も対象にしています。事業者は最大で3000万円の補助を受けられますので、新しく農家を開業して、生産性を高めるために設備投資をしたいと考えているのなら、積極的に利用してみましょう。
 

中小企業投資促進税制

農業で必要な設備である機械装置などを取得・製作した際に税額が優遇されます。取得価格の30%の特別償却か、7%の税額控除の適応となる、設備投資向けの制度です。設備投資を重視したいという農家の方に最適ですので、ある程度しっかりとした設備が必要な場合は、チェックしてみましょう。
 

利用できる補助金は意外にも多い!

農家を開業しようとすると、必要な機材や扱う品種によって、費用は大きくなります。平均が500万円程度といわれていたとしても、実際には1000万円以上の金額になってしまうこともあります。
 
できるだけ大きな規模で農家を開業したいのなら、農業の発展を図る事業者に対して支援する制度も存在していますので、こうした制度をうまく活用して、補助を受けるようにしましょう。土地代、重機代、機材、そして、野菜などの種や稲といった初期費用が必要になりますので、利用できる支援は、しっかり把握しておくようにしましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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