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子どもを連れて「おひとりさま1つまで」を購入して大丈夫? 赤ちゃんも「1人」に含まれる?

ファイナンシャルフィールド / 2023年4月20日 2時20分

子どもを連れて「おひとりさま1つまで」を購入して大丈夫? 赤ちゃんも「1人」に含まれる?

子どもを連れてスーパーなどへ行き、「おひとりさま1つまで」の商品を、子どもの分まで買おうとする人もいるでしょう。しかし、子どもの分まで買って本当に大丈夫なのか、心配ではありませんか?   そこで今回は、子どもを連れての「おひとりさま1つまで」が大丈夫なのか、解説します。また、大丈夫だった場合や断られた場合の状況も紹介しますので、ぜひ参考にしましょう。

「おひとりさま1つまで」を法的解釈やルールの目的で解説

「おひとりさま1つまで」を法的に解釈すると、原則的に子どもは含まれます。なぜなら、法的には、人は生まれたときから「権利能力」をもっているとされているからです。たとえ、子どもひとりでは買い物ができないと主張する人がいても、親などが法定代理人となれるため、問題はないと解釈されます。
 
そのため、子どもの分を持ってレジに並んでも、原則として店側は拒絶できません。子どもを含めたくないのなら、表示方法の工夫が必要です。では次に、このルールが作られた目的から考えてみましょう。
 
ルールの目的としては、「商品が独占されないように」「店内が混雑しないように」「高齢者や障害のある人にも買いやすいように」などが考えられます。とくに、体を思うように動かせない人が、特売品に群がる人たちに混ざって買い物をするのは大変危険です。「おひとりさま1つまで」のルールがあれば、商品がある限りは落ち着いて買い物ができるでしょう。
 
必要なものが安ければ、たくさん買っておきたいのは当たり前です。しかし、「おひとりさま1つまで」の目的を考えた場合は、ある程度のマナーや良識をもった行動が望まれます。例えば、実際に「おひとりさま1つまで」となっていた200パックの卵が、たった7分でなくなった事例があります。
 
これは、赤ちゃんや子どもを連れている人が、その分も抱えてレジに並んだためです。このように、皆が自分の権利だけを主張して行動した結果、卵は一部の人に独占的に買われてしまいました。このような事例を考えると、マナーや良識をもって買うのは、大切といえるかもしれません。
 

大丈夫な場合って?

以下のような場合は、「おひとりさま1つまで」の商品を、連れていた子どもの分まで問題なく買うことができる可能性があります。
 

1.店員が子どもを「ひとり」とカウントしてくれた
 
2.店員が言い分を認めてくれた
 
3.店員が見逃してくれた

 
以上のことから、子どもを連れていて大丈夫な場合は、店員の判断によるということが分かります。
 

嫌な顔をされたり断られたりする場合って?

連れて行った子どもの分も買おうとしても、以下のように嫌な顔をされたり断られたりする場合もあります。
 

1.店員が研修生の場合
 
2.小さなお店の場合
 
3.「おひとりさま」ではなく「お一家族さま」の場合

 
以上のように、子どもを「おひとりさま」と認めてくれない場合もあります。
 

マナーや良識を大切にして行動しよう

スーパーなどに子どもを連れて行った場合、「おひとりさま1つまで」の商品が、子どもの分も買えたり買えなかったりします。そこで、法的な解釈やルールの目的に沿って、本当のところはどうなのかを解説しました。
 
結論として、子どもの分を含めても、法的には何も問題はありません。しかし、スーパーなど多くの人が集まる場所では、法的な正当性よりも、周りに対してのマナーや良識を大切にした行動を優先すべきでしょう。
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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