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「自動車税」が高すぎる! 安くする「3つの方法」を確認

ファイナンシャルフィールド / 2023年4月21日 2時10分

「自動車税」が高すぎる! 安くする「3つの方法」を確認

自動車のオーナーになると、ガソリン代や車検代、自動車保険料などの維持費がかかります。その中でも、毎年定期的に負担しなければならない維持費のひとつが自動車税です。数万円単位の支払いになるので「どうにかして自動車税を安くする方法はないのか」と悩んでいる人もいるでしょう。   本記事では、自動車税の基本と実質的に安くする方法について紹介しています。

自動車税の基礎知識

自動車税は、自動車の所有者(登録名義人)に対して課税される税金であり、納税期限は5月31日です(ただし、青森県と秋田県では6月30日が納税期限とされています)。自動車税の具体的な額は、自動車の種類(普通・小型・大型特殊・小型特殊)、用途(乗用・営業用・乗合・貨物・特殊用途)、あるいは排気量の大きさなどによって決定されます。
 
自動車税は毎年、次の1年分を前払いする形式です。もし、次の納税期限を1ヶ月以上残して自動車を売却した場合、納め過ぎになった自動車税の還付を受けることができます。
 
車を所有し続けている限りは、毎年課税されます。そして、所有から13年以上を経過すると、自動車税が重くなりますので注意しましょう。年式の古い自動車を税制の面で不利に取り扱うことで、新しい自動車への買い換えを促すための政策とされています。古い自動車は燃費が悪くなりやすく、交換すべき部品も増えて地球環境にも負担がかかるおそれがあるからです。
 

自動車税を安くする3つの方法

自動車税は排気量に応じて税額が法律によって決まっています。そのため、所得税などのように控除制度を使って安くできるわけではありません。
 
しかし、自動車税の負担を実質的に軽くできる方法として、次の方法が考えられます。
 

・排気量が少ない自動車への買い換え

自動車税は排気量の大きさによって段階的に高くなります。よって、排気量が少ない自動車に乗り換えれば、自動車税を安く抑えられるのです。
 

・軽自動車への買い換え

軽自動車には、自動車税がかからなくなる代わりに、軽自動車税がかかります。軽自動車税は、5ナンバーの乗用自家用車であれば基本的に年間1万800円になるので、自動車税と比較して大幅に割安です。5ナンバーの業務用車(ライトバンなど)なら年間6900円、4ナンバーの業務用貨物車(軽トラックなど)なら年間3800円と、さらに負担は軽くなります。
 

・カーリースを利用する

自動車のリース契約(カーリース)によって、月々一定の額を支払えば、自動車税の支払いをせずに乗り続けることができます。車検もリース会社に任せることができるので、便利です。
 
ただし、リース料金の中に車検や自動車税などの負担分が上乗せされています。そのため、自動車を分割ローンで購入した場合よりも、毎月の支払いは高額になりやすいので注意しましょう。
 

自動車税を安く抑えることは、環境保護にもつながる

自動車税は節約することが難しい維持費ですが、乗り換えやリースの活用、名義変更によって下げられる可能性があります。
 
確実に自動車税を下げられる方法は、排気量が小さくて燃費のいい、新しい年式の自動車に乗り換えることです。軽自動車に乗り換えることが可能なら、さらに節税効果は高まるでしょう。
 
燃費がいい車ならガソリン代も節約でき、地球環境にも優しいカーライフを楽しめるようになります。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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