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【将来の夢】子どもが憧れている職業の平均年収について紹介

ファイナンシャルフィールド / 2023年4月23日 10時0分

【将来の夢】子どもが憧れている職業の平均年収について紹介

かつて男子小学生の憧れの職業といえば野球やサッカーなどのプロスポーツ選手がトップを争っていましたが、近年はYouTuberが人気です。実際、2022年のベネッセコーポレーションの調査では男女総合で1位(男子1位、女子3位)という結果でした。しかし、子どもが憧れている職業は、どれくらいの年収が望めるのでしょうか。   本記事では子どもが憧れている職業の平均年収などについて紹介するので、参考にしてみてください。

YouTuber

YouTuberは近年、子どもの憧れの職業として定着してきました。トップクラスのYouTuberなら数千万円から数億円稼いでいるともいわれています。
YouTuberは人気が出れば青天井で年収が増えていくと考えられがちですが、注意点としては人気が出ない間は収入がほとんどないことや、仮に人気が出てもそれがいつまで続くか保証がないことです。どれくらいの期間で人気になれるかは人によって異なるため、ある程度の期間が必要になる覚悟は必要でしょう。
 
また、YouTuberは華やかな世界になっているので良い部分だけを見てしまうことも多く、実際にはどんなに頑張っても人気に結びついていない人も多いです。
幼少からYouTuberとして認知と収入を得ている場合は別ですが、学校を卒業してからいきなりYouTuberとして活動し始めるのではなく、最初のうちは会社員として働いて収入を得ながら活動し、人気が出てから専業になるのが無難といえます。また、一定レベル以上の動画制作をしたいと考えているなら、設備投資なども必要になるでしょう。
 

プロ野球選手

プロ野球選手は男の子の憧れの職業としてかつてほどではないにせよ、大リーグで活躍する大谷翔平選手や“令和初・史上最年少三冠王”の村上宗隆選手らの人気もあり、引き続き上位にあります。
 
NPBにおける育成選手の最低年棒は240万円で支配下選手は440万円、1年間一軍に帯同した場合は1600万円です。二軍選手として1年間を過ごした場合は数百万円程度が多い傾向にあります。一方、年俸ランク上位には日本を代表するような選手が並び、6億円以上に4選手、5億円が3選手、4億円台が3選手となっています(金額は推定)。人気と実力がものをいうプロの世界では選手間で年俸格差が生じることは避けられません。高額選手も未来永劫に高額年俸が保証されているわけではなく、下剋上を生き抜くため努力を惜しみません。
 
日本プロ野球選手会が発表した会員支配下公示選手721名の平均年棒は4312万円でしたが、50人以上いる1億円プレーヤーと二軍選手は440万円と考えると格差は大きいといえます。また、人気や実力のある選手は10年以上活躍できる一方、なかなか成績が残せない選手は数年で解雇されるケースも珍しくありません。
 

プロサッカー選手

プロサッカー選手も子どもの憧れの職業として根強い人気があり、近年では世界的なスーパースターが日本にも多く生まれて海外進出する選手も多いです。特に欧米主要クラブの主力選手としての活躍を見込まれて契約できれば年俸などは大きく上がりますが、日本国内では所属クラブの業績や選手契約の種別、スポンサー収入等によって年棒が大きく変動するのが特徴です。JリーグではA契約・B契約・C契約の3種類が存在しているため、B契約・C契約の選手は年棒の上限が460万円になります。
 
A契約になるためには試合出場時間などの条件を満たさなければなりませんが、満たしていない状態では大きな年棒を得られないまま引退してしまうケースも考えられるでしょう。プロサッカー選手もどうしても年俸が高い選手と低い選手の格差が大きいのに加えて、中長期的にプレイしたいなら自分自身の価値を証明しなければなりません。
 
2023年シーズンにおけるJリーグの優勝賞金はJ1が3億円、J2が2000万円、J3が500万円で、クラブがリーグ昇格するメリット、降格するデメリットが一目瞭然です。個人賞ではJ1のMVPが200万円、得点王が100万円などとなっています。
 
なお、小学生女子のなりたい職業1位だった「漫画家・イラストレーター・アニメーター」は総合では2位、男子では6位でした。こちらも一握りの大ヒット作家が億単位の年収を得ていますが、画力だけでなくストーリーなどの創造力などさまざまな能力とともに連載を持続させる健康が求められる職業といえます。
 

まとめ

子どもが憧れている職業は時代の流れとともに変化していきますが、いつも時代も華やかで多くの人から尊敬される職業に憧れているのは変わりません。しかし、どの職業も実際になるのは難しい部分が多く、なれたとしても多く稼ごうと考えているなら一線級の実力を身に付ける必要があります。将来的にどうすれば一線級の実力が身に付けられるかどうか考えて、実際に行動に移せるだけの意識が大切です。
 

出典

株式会社ベネッセコーポレーション 「進研ゼミ小学講座」 小学生13,000人に聞きました!2022年総決算ランキング(PRTIMES)
日本プロ野球選手会 野球規約・統一契約書
日本プロ野球選手会 年俸調査を発表しました
公益財団法人日本サッカー協会(JFA) プロサッカー選手の契約、登録および移籍に関する規則
公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ) Jリーグ表彰規程
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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