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【祝30周年】Jリーガーの契約別にみる年俸 上限は?

ファイナンシャルフィールド / 2023年4月23日 10時20分

【祝30周年】Jリーガーの契約別にみる年俸 上限は?

サッカーのプロリーグは日本国内だけでなく、世界各国でトップから下部のリーグまで年間を通じて開催されています。国内だけでなく海外にも目を向けると年俸などは大きな違いがあるでしょう。基本的には世界的な人気のある有名なクラブが集まるリーグでは、テレビ放送などの権利収入が増え、クラブへの分配金も高額化し、選手に支払う年俸も高くなる好循環が生まれる傾向です。   本記事では、リーグ別にみる年俸の違いがあるかどうかについて解説するので参考にしてみてください。

リーグ別で年俸の違いが出る?

一般的にリーグによって所属選手の年俸の違いが存在するイメージはありますが、その理由や背景まで突き詰めて考えるほど関心を持っている人はいるでしょうか。Jリーグは2023年に30周年を迎えた国内プロサッカーリーグです。J1は18チーム、J2は22チーム、J3は20チームで構成されています。このうちJ1は国内で最も競技レベルの高いリーグで、その優勝賞金は3億円で、J2の2000万円、J3の500万円と比べると破格です。
 
クラブの収入源の一つであるチケット収入を裏付けるのはスタジアムの入場可能者数ですが、実際に多くの観客を収容できるスタジアムを自己所有しているクラブはほとんどなく、所有する自治体等に施設使用料を支払います。グッズやチケットの販売や広告等による収入やリーグから支給される配分金から経費を差し引いたお金が選手の報酬、チーム人件費に充てられます。
クラブは収容力に応じてチケットを売ることができます。観客の入場可能数は、J1は1万5000人以上、J2は1万人以上、J3は5000人以上と基準が定められています。
 
J3リーグは上位リーグに比べて競技レベルが低く、全国区の注目チームが少なくなるため、集客力も弱まります。クラブに集客力があってもスタンドの収容力が小さければチケット売上は頭打ちです。
また、J3クラブは選手の給料も低く、アマチュア契約の選手も少なくありません。サッカーでお金がもらえるといっても、アマチュア契約ではもらえる額が限られています。アマチュア契約では基本給に関しての契約ができず、勝利給や出場給などの契約になるでしょう。国内で少しでも多く稼ぐためにはJ1クラブに所属することが確実です。
したがって、J2・J3に在籍している選手は、より活躍して所属チームを上のリーグに昇格させるか、その活躍を手土産としてクラブの移籍を目指す必要も出てくるでしょう。
 

Jリーグのプロ契約は3種類

Jリーグでは選手とプロ契約を結んでおり、プロ契約の種類はA契約・B契約・C契約の3種類でA契約が最もレベルが高いプロ契約になります。それぞれの特徴は以下のようになります。

<A契約>

●年俸の上限額はなく、最低金額は460万円。(初めてA契約した場合は上限670万円)
●1チームにおけるA契約選手は原則25名まで。(ユース出身選手など一部特例あり)
●変動報酬は勝利給や出場給も制度の趣旨を逸脱しない範囲で、自由に設定可能。

<B契約>

●年俸の上限額460万円
●1チームにおける人数制限はなし
●変動報酬は勝利給や出場給なども自由に設定可能(出場給は上限4万7620円)

<C契約>

●年俸の上限額460万円
●変動報酬は出場給(上限4万7260円)と勝利給のみ設定可能
●プロ1年目から3年目までの選手もしくは下記出場時間を満たしていない選手は契約可能

J1 450分(フル出場5試合分に相当)
J2 900分(同10試合分に相当)
J3 1350分(同15試合分に相当)

少しでも高い年俸をもらうためには最低でもA契約を結ぶ必要があり、B契約とC契約では年俸の上限額が460万円に加えて変動報酬によって年俸が決定します。そのため、さまざまな要素が絡んでも、Jリーガートップクラスの年俸には届きません。
Jリーグ規約では、シーズン中は常に公式試合に出場するトップチームの登録選手の保有数について、J1はプロ選手20人以上(うち15人以上はプロA契約選手、プロA契約選手として扱われる外国籍選手であること)、J2はプロA契約選手を5人以上、J3は「プロ選手」を3人以上保有していることと定められています。
これはプロで実績の乏しい選手に高額契約で獲得するなどして人件費が高騰しクラブ経営が不健全な状況に陥らないようにするためです。
 

どれくらいの年俸がもらえる?

A契約を勝ち取れれば年俸の上限がなくなり、選手個人の実力や人気などによって年俸は上がっていきます。人気があればグッズ販売も売上が伸びるでしょう。クラブでの活躍が続けば日本代表に選出され、知名度は全国区、さらに活躍すれば海外移籍の道も開けることでしょう。国内クラブ所属でもトップクラスの選手は数億円、中心選手になれば数千万円の年俸をもらうことが可能です。他にも出場給や勝利給などが存在しているため、強いチームで継続的に試合に出ているとどんどんと年俸なども高まっていくでしょう。
 

まとめ

プロサッカー選手は契約内容や所属しているリーグによって年俸が変わり、少しでも多くの年俸を獲得するためにはA契約を勝ち取ったり、国内であればJ1に所属したりが求められます。また、国内でもトップクラスの選手は数億円の年俸になりますが、海外トップクラスの選手は数十億円の年俸をもらっている選手もいるので実力に応じて年俸が上がっていく世界です。
 

出典

公益財団法人 日本サッカー協会(JFA)プロサッカー選手の契約、登録および移籍に関する規則
公益社団法人日本プロサッカーリーグ Jリーグ表彰規程
J3クラブライセンス交付規則
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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