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「ユニットバス物件」ってそんなにダメですか? トイレをシャワーで洗えるのが気に入っているのですが…

ファイナンシャルフィールド / 2023年4月23日 10時20分

「ユニットバス物件」ってそんなにダメですか? トイレをシャワーで洗えるのが気に入っているのですが…

新居を選ぶ際にユニットバスの物件とバス・トイレが別になった物件があり、どちらのほうが使い勝手が良いのか迷う人もいるでしょう。ユニットバスはあまり良くないという意見もありますが、ユニットバスにもメリット・デメリットがあります。   そこで、物件を選ぶ際の基準の1つとなるユニットバスの定義やメリット、デメリットを紹介します。

ユニットバスとは

ユニットバスとは天井、床、壁などのパーツが工場でセットとして製造され、施工現場で組み立てられるお風呂のことです。ユニットバスには2点ユニットバスと3点ユニットバスがあります。2点ユニットバスとはお風呂と洗面台が一体化したタイプです。トイレは別になっているので、バス・トイレ別の物件を探した際には2点ユニットバスの物件が出てくることがあります。3点ユニットバスはお風呂、洗面台、トイレが一体化したタイプです。3点ユニットバスはホテルやワンルーム・1K・1DKなど1人暮らし用の物件によく採用されています。
 

ユニットバスのメリット

ユニットバスのメリットを紹介します。
 

・家賃が安い物件が多い

ユニットバスの物件よりもバス・トイレ別の物件のほうが人気があるため、ユニットバスの物件は家賃が安く設定されていることが多いです。バス・トイレ別の場合とユニットバスの場合を比べると、バス・トイレ別のほうが広い面積が必要となるため、家賃は高くなる傾向があります。少しでも家賃を抑えたい人はユニットバスの物件がおすすめです。
 

・お風呂とトイレの掃除が一度にできる

3点ユニットバスはお風呂とトイレが一体化しているので、お風呂に入った後に洗面所やトイレをシャワーでまとめて掃除できます。掃除が簡単に済ませられるので時短にもなるでしょう。
 

・お風呂の残り湯をトイレに利用しやすい

3点ユニットバスはお風呂の隣にトイレがあるので、お風呂の残り湯を捨てずに取っておき、トイレを流す水として利用できます。そうすることで、トイレで使う水道代の節約にもつながるでしょう。
 

ユニットバスのデメリット

ユニットバスのデメリットを紹介します。
 

・お風呂と洗面所、トイレを同時に使えない

ユニットバスはお風呂と洗面所、トイレが同じ空間にあるので、他の人がお風呂を使っているときにトイレが使えません。1人暮らしなら問題ありませんが、他の人が訪ねてきたときや同居している人がいる場合は不便です。
 

・お風呂の後トイレや床がぬれていることがある

3点ユニットバスはお風呂のそばにトイレがあるので、お風呂を使った後はトイレがぬれてしまいがちです。湿気がこもりやすいので、トイレットペーパーがぬれて使えなくなることもあります。
 

・浴槽にお湯をためにくい

ユニットバスは洗い場がないので、浴槽にお湯をためにくいです。浴槽につかりたければ、シャワーで洗った後にお湯をためるか、先にお湯につかった後でシャワーを浴びるしかありません。シャワーで洗った後にお湯をためる場合は待ち時間があるので身体が冷えやすく、先にお湯をためる場合は、シャワーを浴びていないので衛生面が気になります。
 

予算や生活スタイルに合わせて物件を選ぼう

ユニットバス物件は家賃や水道代が節約できるメリットがある反面、バス・トイレ別の物件と比べて使いにくい面もあります。1人暮らしで他の人が訪ねてくることがない場合や家賃を少しでも安く抑えたい人は、ユニットバス物件を選ぶと良いでしょう。同居人がいる人や知人がよく訪ねてくる人は、バス・トイレ別の物件が便利です。家賃にかけられる予算や生活スタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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